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【予想もどきのエッセイ】24阪神ジュベナイルフィリーズ~今年ならでは~

初志貫徹だよ。ルメールもデットーリもまとめて蹴散らせ・・・

って何を入れ込んでるんだ?って自分でも思うよ。イレコミは別にして、初志貫徹ってのはこんなことを書いていたからなんだ。

(3)インに入った時にさらに期待
賢さ、操縦性という同馬のストロングポイントからすると、おそらくインに入っても我慢することができるはずで、次戦以降に内枠に入ったらさらに買い要素が増す。相手が強くなっても大丈夫。イン差しができるようなバイアスの馬場ならさらに。そう来月の阪神ジュベナイルフィリーズなんかお誂え・・・と思ったけど、今年は京都開催なんだね。つくづく運のない馬だ。繰り返す。弱くて負けたんじゃない。運が向けばすぐに挽回できる。そんなレースを待ちたい。

【レースレビュー】24ファンタジーSTより

上記を一部訂正。

「(阪神ジュベナイルフィリーズ)って今年は京都開催なんだね。つくづく運のない馬だ」って書いたけど訂正だ。ここ2週の傾向を見る限りでは、意図的に固めてきている内も生きるはずだし、外差しはなおのこと効く。となると、京都開催は距離に若干の不安を残す推奨馬に向く。

推奨 カワキタマナレア(55 サメカツ 杉山佳)

推奨馬基本データ

2度目の推奨となった選定会議の様子を特別に公開。

「今年ならでは」のキーワードで推奨馬を選定するに至った件。

(1)今年ならでは
「今年ならでは」の京都開催が推奨馬に有利に働くという意味だけではなく、別の視点での「今年ならでは」もあるんだ。

というのもね、鞍上のサメカツのことなんだ。10年目の今年大きく開花。すでにパーソナルベストを達成。現時点で93勝と大台にあと7勝。残り開催日が7日あるから、ほぼ大丈夫という見立て。

「100勝の大台に乗るかどうかは大きく違う」と力説したのは川田Jだったか。ジョッキーとしての格が違うのはもちろん、周りの見る目もまた違うんだろう。

残るはタイトル。G1も「今年ならでは」の京都開催の本レースで一気に戴冠して、トップジョッキーの仲間入りをしたい。鬼の川田は不在だけど、「鬼の居ぬ間に」なんて生易しさはない。だって、1人気ルメール、2人気デットーリ、3人気トサキと上位人気が想定されるガイジンジョッキーが立ちふさがるからね。相手に不足なし。

(2)実質的な推奨理由
ほとんどの推奨理由は【レースレビュー】24ファンタジーST編で書いた。あとは相手関係だけ。

一部の人たちが好む「過去10年」のレース傾向は、推奨馬に不利に働くものばかりだけど今年に限っては当てはまらない。逆に「淀の外回り」の経験は推奨馬にこそ有利に働く。

不良馬場でも上り3Fの最速を記録した末脚を信じればよい。連続騎乗のサメカツに任せればよい。

(3)あれやこれや
別稿の【けいばエッセイ】で厩舎力のことを書いた。今は杉山厩舎といえば晴紀厩舎が有名だけど、いずれこの佳明厩舎も有力厩舎に成長していくように思う。

開業5年目。今年初めて重賞を勝った。いずれも牝馬限定重賞(24フェアリーST (西村),24福島牝馬ST(ミライ))だ。ここで主戦級のサメカツで牝馬G1を勝つ流れだってあってよい。ってかそうなってほしい。

それだけのポテンシャルを持った馬を、この厩舎はうまく仕上げてきた。今年ならではのレース選択をして、前走のファンタジーSTで試走を済ませてきた。重賞で1人気を裏切った汚名をここで返上したい。

「24阪神JFレビュー推奨馬選定会議」資料より

なんだかようやくレースタイトルを舌を噛まずに言えるようになったねぇ。

阪神ジュベナイルフィリーズってタイピングも慣れてきた。このレースタイトルに変わった20年以上前はもうみんなが嫌気を差したくらいに言いにくかったし、打ちにくかったもの。慣れって面白いものだよ。

そんな慣れの面でも今年はサメカツに期待なんだ。年間100勝を達成可能なまでに勝てるようになった。ようやく勝つことに慣れてきたジョッキーの初めてのG1タイトルって、こんな微妙な格付けのG1がふさわしかったりする。

ジョッキーだけでなく、厩舎としても初のG1戴冠に期待。

※note公開後の秋G1成績
7戦1勝 単勝回収率(135.7%)単勝的中率(14.3%)
7戦4勝 複勝回収率(151.4%)複勝的中率(57.1%)

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まだ水曜日の夜更けだけど、今のうちに書く。よほどの調教/調整ミス、よほどの馬場の悪化、よほどのゲート運のなさ。そんなよほどがない限りこんな考えでレースに向き合う。
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