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なぜショルダープレスで足を踏ん張る必要があるのか

私に初めてトレーニングを教えてくれた人は、とても大きな人でした。

大会には出ていないのですが、とにかくデカい。

その人が常に言っていたのが、「足も踏ん張れ」ということ。

ベンチプレスでも、ショルダープレスでも、ペックフライでも、トレーニングではいつでも踏ん張るように言われていました。


私は当時疑問でした。

「上半身のトレーニングなんだから、対象筋以外は意識的にリラックスして、対象筋だけをアイソレートさせたほうが良いのでは?」

そんなことを考えていました。


しかし筋肥大に必要な刺激を考えれば、踏ん張ることは必要、いや、必然といえるでしょう。

筋肥大に必要な刺激は、「重量」と「パンプ」。
アイソレートに効かせているだけでは、パンプはするかもしれませんが、重量は持てません。

足を踏ん張ったほうが力も出るし、姿勢も安定するので、より高重量を扱えます。


重量を扱った上で、技術を向上させながら効かせれば良い。


効かせるトレーニングは、高重量を扱えることが前提で成り立ちます。

まずは重量を持てるような、「強い動作」を身に付けると良いでしょう。効かせるトレーニングはそこからでも遅くないと思います。

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