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赤字だった塗装工場を黒字化させるまでの道のり③

工場の専任技術員として工場に転籍をして、早1ヶ月 普段着がスーツから作業着に替わりました。 当時生産をしている製品の改善を行いました。 現場のメンバーとQCサークルを行ったり 改善活動に従事をする事になりました。 そんな時に、当時の工場長から他の仕事を手伝って欲しいとの話がありました。 仕事を依頼されたらとんでも無い事に転籍から3ヶ月程度経過した時に、そんな依頼をうけました。 はっきり言うと、工場の技術だと、忙しかったですが、 1ヶ月に数時間程度の仕事でしたので、了承しまし

    • 赤字だった塗装工場を黒字化させるまでの道のり②

      対策のはじまり当時トラブっている製品が約50部品ほどありましたが 話し合いの末、一番問題のある部品を10部品を見る事になりました。 その部品は、良品率が極端に悪い。 検査データーを見ると良品が3割位しか取れない、 しかも手直しをしての出荷しているレベルのものでした。 まあ何もしないと1個も良品が取れない状態でした。 数字だけを見ても力が抜けるような状態でした。 最初はやっぱり三直三現現場で見たのは、驚くべき光景 なんと、製品のバリ取りラインが誕生していたのです。 (昭和初期

      • 赤字だった塗装工場を黒字化させるまでの道のり①

        それは1本の電話から始まった その話は、1本の電話から始まった。 当時私は、中国の東莞市の工場にいました。当時の日本と中国の社長どうしの話し合いで自分が技術者として派遣されていました。やっていたのは同時中国の工場で生産していた携帯電話部品の立ち上げ支援です。そんな仕事もそろそろ1年が過ぎ終わろうとしていました。 11月も後半になり、熱帯地域も少しは涼しくなり、真夏はいなかった蚊が飛び始めており、蚊取り線香が無いと寝る事も出来ない季節でした。 そんな時にこの電話がかかってきたの