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30歳になるいま、20代で本当にやってよかった10の経験

SONOです(Profile / Twitter)。「会社員と個人事業主の複業」をしながら「都会と田舎の二拠点生活」をしています。時の流れは早いものであと数日で30歳。20代あっっっというまだったなーとリノベ 中の築100年の古民家でこの記事を書いています。きょうは「30歳になるいま、20代でやっておいてよかった10の経験」を解説します:)働き方や暮らし方に悩む20〜30代のみなさんにはきっと響くはず。少しでも参考になれば嬉しいです。

01 失敗を早く経験した

21歳のころに「薄利多売型の撮影事業で1度目の事実上の廃業」。その後インバウンド領域に逃げ込み、全国通訳案内士と撮影を組み合わせて京都と東京でバシバシ仕事をしていたのですが「コロナで2度目の事実上の廃業」 笑。いろんな失敗をしてきて辛かったのですが、20代のうちに失敗をはやくできたのは本当によかったと感じています。なぜなら

・若いうちの失敗はリカバーができる
・失敗をかてに次の失敗をさけられる
・背負うものが少なく立ち直りが比較的はやい

から。20代のうちにバンバン失敗しておくのがおすすめ。

02 副業NGの会社を説得して副業した

僕が新入社員として入社した2015年のときは、副業・複業って流行っていなかったんですよね。副業NGの会社に入社したのですが課長や部長を味方につけて「社長を説得して副業OKにしてもらったのが僕の人生の分岐点」でした。転職や起業などでキャリアアップを図れる人はそれでいいのですが、そうでない人で何かやりたい人は「副業・複業」がおすすめです。これは

・収入が増える
・キャリアを並行してつくれる
・人とのつながりが広がる

などのメリットが大きいから。逆にいまの会社でしか通用しないスキルや経験しかないと、将来的にリストラや病気などで給与収入を失ったときに詰む可能性があるので注意です。図にするとこんなイメージ。

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03 会社員を辞めなかった

最近は新卒フリーランスや何年か勤めた後にフリーランスになる人も多くいるのですが、一方で僕自身は会社員を辞めなくてよかったなと感じています。それは

・収入を最大化できた
・個人事業が実質廃業したときのリスクヘッジになった
・会社員をしていることが逆にブランディングになった

から。会社でしかできない仕事の仕組みや理不尽さなど含めて良き経験になったなと。追記パートで具体的な収入額などを公開しながら詳細を解説しますね。

04 収入を最大化できた

資本主義社会の世の中ではお金がすべてではないですが「お金を持っているからこそ選択肢が広がる」場面が多くあるのも事実なんですよね。

・新しい機材を買う
・新しい教材を買う
・新しい場所に行く
・新しい人に会う
・新しい物件を買う

みたいな新しいチャンスにとびこむのはもちろん「大切な人を守る」ために資金が必要なときも多々あるんですよ。稼ぐことから距離をおいてしまう人も少なくないと思うのですが「僕自身は両方経験してみて収入を最大化するために頑張ってよかった」と感じています。

05 不動産事業をはじめた

夫婦で空き家再生をして「シェアハウスや古民家など不動産事業」をはじめました。既存の会社員や個人事業主などの「時間的・空間的に拘束される収入源だけでは安定しない」と感じての決断です。不安もたくさんありましたがスモールスタートでコツコツ頑張っています。築100年の古民家DIYは屋根からはじまり1年3ヶ月たちますがまだ終わりません 笑

屋根DIY

01瓦をはずす
02土を土嚢に入れる
03野地板を交換する
05ルーフィングをはる
06ガルバリウム 鋼板をはる

床DIY

02_床を剥ぐ
03_シートひいて調湿剤まく
09 スタイロフォーム別室
10_針葉樹合板はり

壁DIY

01漆喰混ぜる
02壁を塗る
03壁を塗る
04壁を塗る

電気工事は専門の資格が必要なので電気工事二種を取得しました。

電気工事士ひき
電気工事士より
電気工事士斜俯瞰

お洒落なカフェやレストランにいくのもいいですが、ふたりで一緒にDIYするのもおすすめです。「住みながら直し、直したら人に貸し、自分はまた新しい物件を直す」という「ヤドカリ戦術」がよきです。

06 時代の波に乗れた

僕の場合は特にインバウンド観光やSNSの波にある程度乗れたのはよかったですね。どんなスキルを身につけるかはとても大切なのですが、それよりも

・よきタイミングで
・よきところにポジションをとり
・よき人と長く楽しくお仕事をする

のがいい人生をおくるコツなのかなと感じています。ここだけの話ですが単価を低くしてお仕事すると顧客の民度がさがりクレームにつながることが多いので、単価は高く保ったまま自分のスキル・実績・ポジションをよい市場にフィットさせていくのがおすすめです。

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07 グローバルとローカルで仕事ができた

海外企業や海外からの旅行者と仕事ができたのは、僕の中で大きな財産になっています。働き方や暮らし方は多様であること、自分と家族のためにどう生きるかを考えるきっかけになったのは海外の顧客との仕事の中で見つめ直すことが多かったから。

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ローカルでの仕事もドローンを飛ばしたり、遺影写真や移住者の写真を撮ったり、地域のヒト・モノ・コトと触れる機会を多く持てたのはいまの価値観や行動習慣をつくる大きな影響を受けたんですよね。

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これらは「すべて個人事業で得た経験・スキル・実績」です。「会社員という限られた箱の中では決して得ることができなかったもの」なので、本当に既存の枠組みからはずれてよかったなと心の底から感じています。

08 人間関係に恵まれた

これが一番大きかったのですが僕はよき人に恵まれました。いろんなイベントに顔を出し、想いを伝え、一緒にご飯に行ったり、お茶したり、お仕事をしたり。一期一会のことも多くあるけれど、その瞬間に一緒にいる人との時間や空間は大切に過ごすのがおすすめです。きっとどこかでめぐりめぐってよいご縁を運んできてくれるので。

09 健康に気をつけた

「運動・食生活・睡眠」の3つは特に意識すべきですね。仕事を頑張るあまり睡眠時間を削ったり、ファストフードばかり食べていると30歳以降につけがまわってきます。脂質やコレステロール、虫歯やストレスなど不可逆的に人間の体は壊れていくので要注意です。

10 やりたいことはぜんぶやれた

・身近な人間関係を大切にする
・写真と映像を仕事にする
・全国通訳案内士として仕事をする
・海外企業や外国人と仕事をする
・地方の想いのある人と仕事をする
・古民家を買ってリノベ ーションをする
・デザインを仕事にする
・多拠点生活をする
・副業 / 複業する

などなどやりたいことは程度の差はあれど全部やってきました。20代に後悔することはほぼないなーといえる人生をすごせてよかったなと。よくあるのが

・時間
・お金
・環境
・人間関係

などを理由にやりたいことを封印してしまう人も少なくないのですが、人生あっというまに歳をとってしまうので、自分のやりたいことは小さくても良いのでコツコツやっていくのがおすすめです:)

1年くらい前に「30歳になるいま、20歳の自分に送りたい10の言葉」という記事を書きました。駆け出しの社会人や学生さんに伝えたいことをギュッとまとめていますので、働き方や暮らし方に悩んでいる人はきっとヒントがかいてあるはず。読んでみてください。

20代は死にたくなるような迷いや葛藤があるのがあたりまえ。出口のないトンネルをどっちへ進めばいいかわからなくなることもあるじゃないですか。そんなときの道しるべになればと「20代のうちにきづけてよかった5つのこと」を書きました。ちょっぴり心の重荷が軽くなると思うのであわせてお読みください。

人生どこかのフェーズでめちゃめちゃ頑張らないといけないときがあるんですよね。個人的に30歳でいまの会社を辞めるつもりで20代を生きるといろんな可能性が広がるのでおすすめ。「30歳で会社員を辞める5つの理由と生き残るために今すぐするべき3つのこと」ではそのメリットと理由を詳しく解説しました。将来を考える参考になれば。

追記:表では書けないここだけの話

30歳以降どうやって生きていくか?一番大切にしている根っこは

・半径2mの身近な人を大切にして生きたい
・そのためには最低限自由に使える時間とお金の仕組みが必要

ということ。

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生きるためには泥臭くて、やりたくもないコテコテの会社員の仕事を歯を食いしばってやるときもあるじゃないですか。僕の場合はそうでした。でも、この経験や資金があったからこそ

・写真
・映像
・インバウンド観光
・地方創生
・SNS
・古民家再生

みたいな自分が本当にやりたいことをやることもできたんですよね。大切なのは

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