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「小さな写真館の作り方」ブログぼちぼち再開します

2年近くお休みしてた「小さな写真館の作り方」ブログですが、まずストップしていた言い訳をさせてください。

理由は昨年(2020年)に出版した「地方でクリエイティブな仕事をする」(玄光社)にある程度このブログで伝えたいことを書いたということと、
その後のコロナ対応&関東出店etc……をしてたためです。
(↑完璧な言い訳)

でも、まだ書けることがたくさんあるな。と思ってたことや、この1年でインプット&アウトプットした経験を元に、追加で書けることもありそうだと思ったので、このブログも緩やかに再開したいと思っています。
(約束はできません)



今回はリスタートをする前に、最近行っている私のインプットのお話です。

インプットといえば、この数年はそれ以前の自分と比べ、いろんな勉強をしてきたと思います。
(他の人がどのくらいやっているのかはわかりませんが)

近年通った3日以内の単発のセミナーや研修以外を思い出してみると、
・ドラッカーの読書会(佐賀)
・和装の振り付け(長岡先生・宇都宮)
・マーケティング&広告&ディレクション(長岡先生・宇都宮)
・デザイン(Fd・福岡)
・ライティング(書く方)(天狼院書店・福岡)
・コンテンツプロデュース(NewSchool・東京)
・変革コーチング(NewSchool・東京)
・高岡DXイノベーション道場(NewSchool・東京)

これ以外にも通ったものがあったような気はしますが、本業の写真撮影以外の勉強に対しても自己投資をしてきました。(もちろん本もたくさん読みましたよ)
理由は、どうやって「(地方)写真館の価値を高めるか」を考えた場合、さまざまな知識を得ている方が単純に良いと思ったからです。

そんな自分がいま興味を持って学んでいるのが、経済メディアNewsPicksが手がける「NewSchool」で現在開講している
「コミュニティマーケティング」
です。


講師である小島さんは、AWSというAmazonが提供しているクラウドサービスの1人目の社員として入社したのち、AWSを広めるためにJAWSというコミュニティを作り大成功を収めた、日本のコミュニティマーケティングの第一人者。

(小島先生の本はこちらで買えます)

コロナを機にさらに従来のマーケティング手法(特に小手先なやつ)が陳腐化してきている中、
知ってもらう(=認知)だけではなく「想起される」ことが重要であることを、この講座では説いてくれます。

私も自分の本などで「知ってもらい方」が重要と言っていますが、それもこの講座で学んでいる「想起」されることがゴールであり、

『誰に、どんな時に想起されたいかを設計する』
というのが大切だということを改めて学ぶことができています。


その時に特に必要なことは『誰に』という部分。

マスマーケティングで不特定多数に情報をばら撒き、購入を促す手法が、この現代ではあまり有効ではない上、そもそも小規模事業者は多額の広告費をマスメディアに投入することはできません。

だからこそ『誰に』の解像度を上げて、
「売り手よし」「買い手よし」「世間(市場)よし」の三方よし状態、
つまり「顧客の満足度が高く、継続率が高い状況」を作っていく。
それを達成することを目的したのが、このコミュニティマーケティングなのです。



コミュニティマーケティングでは

「Sell to The Community」(コミュニティに売る)

のではなく、

「Sell Through The Community」(コミュニティを通じて売ってもらう)
が基本的な考え方。


つまりコミュニティというものをどう捉え、どう育てていくのかを学ぶ学問(?)です。


まだ講座の途中なので、上手く説明できない部分もありますが、
『〇〇といえば、@@@(あなた)』という『想起』される状態になるために「コミュニティマーケティング」を知っておいて損はないと思います。



最後に質問です。

Q.「あなたが自分の持ち物を誰かに売りたいと思った時、思い浮かぶサービスは何ですか?」
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A.「メルカリ」or「ヤフオク」
これをあなたが想起したならば、この2社ってやっぱりすごいですよね。

では、これからもよろしくお願いします。


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笠原徹|地方でクリエイティブな仕事をする|ハレノヒ
株式会社ハレノヒ代表取締役/2015年、築100年の古民家をリノベーションした写真館をオープン。地方写真館の再定義を行うことによって人とまちが豊かになる仕組みをつくろうとしています。その他セミナー講師や各種メディアにも出ています。