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【世界の映画祭で10冠!】写真館が地域にできることって?映画「つ。」を佐賀の小さな写真館が作った理由(2023年11月10日公開)
こんにちは。
佐賀の小さな写真館「ハレノヒ」代表の笠原です。
ハレノヒが中心となって全編を佐賀で制作した映画「つ。」の劇場公開が今週11/10といよいよ迫ってきました。
(2023年11月10日〜イオンシネマ佐賀大和にて)
【イオンシネマ佐賀大和HP】
これまで本当に数多くの人や企業様にご支援ご協力をいただいたことで、この度の公開に至ることができました。まずは心より感謝申し上げます。
この映
第23回 目標達成のためのアクションプログラム作成とやり抜く力
「自分の写真館を作りたい」など何か目標をもった人が、
「なぜそれをやるのか?」
という問いに対し、
明確な答えを自覚した後、次に行うのは実際に達成するための事業計画を立てることです。
その計画書の一つにアクションプログラム(アクションプラン)というものがありますが、これはその企画を実施するための行動計画です。
今回はそのアクションプログラムを私がどのように作成して、実際に行動しているかを書
第22回 自分を知る大切さ
「事業を始めるとき、何から始めたらいいでしょうか?」と言われれば、
私は「自分を知ることから始めるのはどうでしょう。」
と答えると思います。
以前、SWOT分析というものを紹介しましたが、その中の強み(Strength)や弱み(Weakness)を分析することは自分を知る方法の一つです。
ただ、今回言いたいのは、そんなビジネスの市場環境においての強みや弱みではなく、もっとあなた自身のパー
「小さな写真館の作り方」ブログぼちぼち再開します
2年近くお休みしてた「小さな写真館の作り方」ブログですが、まずストップしていた言い訳をさせてください。
理由は昨年(2020年)に出版した「地方でクリエイティブな仕事をする」(玄光社)にある程度このブログで伝えたいことを書いたということと、
その後のコロナ対応&関東出店etc……をしてたためです。
(↑完璧な言い訳)
でも、まだ書けることがたくさんあるな。と思ってたことや、この1年でインプット
第16回 個人事業主か株式会社か
前回の創業補助金ではサラリーマンから個人事業主か、個人事業主から法人化かという条件の話がありました。今回はその個人事業主か法人かというお話をしたいと思います。
個人的な意見として結論からいうと、最初はどっちでもいいと思います。
私は創業補助金を利用するためにそれまでの個人事業主から法人にする必要があったので会社になりましたが、そこにこだわっていたわけでは全くありません。このブログはあくまで専門的な
第15回 事業計画その3(事業計画書の書き方)
今回は事業計画書の作り方の私なりのポイントを、私が採択された「創業補助金」を例に書いていこうと思います。
ちなみに創業補助金とは、サラリーマンだった人が新たに起業したり、個人事業主が会社にして事業の発展を行ったりする際、その対象資格を満たし申請書(事業計画書)を精査の上、採択されると国から最大200万円の補助金が出る。というものです。補助金や助成金については毎年募集内容が変わったりしているので、現
第14回 事業計画その2(事業計画書は嫌でも作る)
「事業計画」と言われてピンときますか?
私自身もともと計画は苦手な方ですし、会社を作るまで未来の計画など立てたことありませんでした。むしろ自分だけの人生なら、目的も無く直感に身を任せて仕事をし、計画なんて無い方がいいとさえ思っています。しかし、会社となるとそうはいかないようです。
そこで前回の「ぶれない柱(目的)」が効いてきます。柱がしっかり固まると、目的に向かっていくために何をすれば良いかが明確
第13回 事業計画その1(まずはブレない柱をつくろう)
今回から再び写真館開業や独立に必要だと思われる知識を、私の経験からお伝えしたいと思います。まずは質問から。
①あなたは何を達成するためにその事業を行おうとして(行って)いるのですか?
②その事業を行っていく上で、大切にしていることは何ですか?
世の中には企業理念や経営理念と言われる「理念」や、ミッション・ビジョン・バリュと言われるものがあります。(毎回書きますが、私はその道のプロフェッショナルでは
第10回 なぜ写真館だったのか?(その3・写真館という言葉の価値)
「お仕事は何をされているんですか?」初対面の方によく聞かれる質問です。
私はこう答えます。
「佐賀で小さな写真館をしています」すると半数以上の人が「へぇ~……」と答えた後、「じゃあ、人を中心に撮ってるんですねー……」となり話はだいたいそこで終了です。
もし私が男女問わずモテようとするならば「フォトグラファーです」とか「フォトスタジオを経営してます」なんて言えば良いのかもしれませんが、私はそう言いま