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初めてのボルダリングジムに再訪した

前回ジムのレベル感について書き記してみたわけですが、辛ジムがあまりに混み過ぎなので、総合スポーツレジャー施設に後輩たちと再来訪してきました。

初回を書いた記事はこちら↓

空いていて、他にいた方々も初心者で、みんなでワイワイするにはとても良い環境でした。

初めて訪れた時のことはもうあまり思い出せないのだけど、再訪しての感想は

  • 壁は初回当時感じていたよりは低かった

  • でも弱傾斜のマットが壁から1m近く離れたとこに敷いてあって、奈落の底が怖すぎた(こんなに離れてるとこ他に見たことないよ〜…下見るとコンクリ床が目に入るのよよよ😭)

  • 粉チョーク禁止のせいかホールドが見た目よりだいぶ悪い

  • 後輩たちは7-6級に苦戦

  • 空いてるからみんな1つの課題に何度もトライできていた

という感じ。

マット位置に驚きすぎて他の感想が取ってつけたようになってしまったが、複合施設でスタッフさんもまったく見てないし、危なくない?というのが率直な感想。地面と平行するムーブだとコンクリに落ちると思うんだけど。。


それにしても、グレード感にはいろんな要素があるなあと改めて感じさせられる再訪になりました。

辛ジムと比べれば取っ付きやすいグレード感なので、平均的なグレード感か、平均より少し辛めかなと思う。ただ、ここはとにかく初級グレードから手も足も悪いし、ムーブより気合?を求めてくるような課題が多い。多少リーチが必要なのかもしれない。

例えば辛ジムの初級(〜6級)はムーブや効かせる向きを求めてくるタイプの序盤からテクニック重視系。ここは「このフットはピンポイントで踏まないと滑るぞ」「ガバに見えてスローパーだよふふふ…」「左は壁で邪魔しておいたから気合で垂直に距離を出せ」みたいな、序盤に出てくる嫌なボス的なやつ。ムーブではなく基本スキルを求められる感じ。

辛ジムが特定の呪文を覚えればクリアできるのに対して、ここは「レベル20にしないとHPが持たないよう調整されている敵」みたいな?(伝われ🙏)


最後の左壁が邪魔な課題は8級弱傾斜だった。幅60cmくらいを垂直に登らせる課題で、核心は低い位置の右手を左方向に持ちながら、左足踏み切り左手送りなのに、左体側に垂壁がそそり立ち、右も別課題のボテが邪魔していてナロウな正対しか取れず、2点直線の軸ができてしまうから左手が出しにくい。

わたしはこの難しさに気づかず登ってしまったけれど、苦戦している後輩のため何度か登る姿を見せるうちに気づいた。わたしは軽いデッドで登っていたようだった。よく考えたら8級でデッド?という感じなのだけれども。

結局、その後輩は何度かトライしたものの核心の左手が出せず、登れなかった。

ちなみに、パワー系の登り方をする子は難なくクリアしていた。弱傾斜でもホールドにしがみつけるくらいパワーのある子は引き寄せられるんだと思う。


この施設、壁の形状の問題もあってか、垂直に登らせる課題が多いのだ。グレードが上がると上部でトラバースさせる課題が出てくるのだけど、下部ではほとんどない。少なくとも6級以下のトラバースはほぼなかった。そして、その割にはルートがガチガチで側対やキョンなどのムーブを使える場面があまりない。核心はいつも、垂直方向の距離だしだ。

つまりこの施設は、6級までに傾斜も正対で登れるようになる必要がある。5級からはいわゆるムーブが必須になり、4級では垂直ダブルダイノが出現していた。

総合施設ということもあって毎回ゲストセッターさんのようなので、壁の形状的にグレードを分けようとするとそういう造りになるのだと思う。

総論、鍛えられやすく、空いているから打ち込みやすいのが利点。今回はトライできなかったけれど、4級のダブルダイノを打ち込んでみたい。

また後輩たちと再来訪しようと思う。


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