物心ついた頃から、家にはスーファミがあった。まだ幼い私が寝たあと、母がこっそり「トルネコの大冒険」をやっていたのを覚えている。 まあつまり私がゲーム好きになったのは、おそらく母の影響だ。弟もゲーマーになった。間違いなく母の影響だ。 私という存在の大きな部分を、テレビゲームが占めている。ゲームが身近な環境で育ち、ゲームはやるもやらないも生活の一部だった。ゲームがすべて、というほどではないけれど、私の趣味嗜好や考え方の多くは、ゲームから得たものだ。それなら、好きなゲーム
カントー、ジョウト、ホウエン、シンオウ、イッシュ、カロス、アローラ、そしてヒスイ。私が冒険してきた、ポケモンの世界。 ひゃくごじゅういちの思い出、なんて歌があるけれど、この世界を旅して得られた思い出は、ひゃくごじゅういちなんかじゃとても収まらない。話せば何日あったって足りないほどの、私の相棒たちとの思い出。 その一部を、ちょっと語ってみたいと思う。 ヒノアラシ 私がジョウトを旅したのは三回。初めてウツギ博士の元を訪れたとき、待っていたヒノアラシ、ワニノコ、チコリー
(という名の、私によるポポローグ語り) ポポローグ、というゲームの話をしようと思う。 ポポロクロイス物語シリーズの2作目。前作で母親の魂を氷の魔王の手から救い出したピエトロ王子が、今度は夢の世界で父を探して冒険をする。そんな物語。 私が好きなゲームを3つ挙げるとしたら、必ずこれを入れる。それくらい大好きで、大事な、物語なのだ。 ※以下、ポポローグについてのネタバレを含みます。 冒険の舞台は夢幻世界。 この世界は、夢幻魔王が様々な世界から切り取って集めてきた町のコ
文章を書くことは私の趣味だ。上手かどうかは知らないし、なんらかの思想や語りたいことがあるとかそういうのでもなくて、ただ、ちょっと思ったことや頭に浮かんだ言葉を文字として残しておく。ただそれだけ。 たぶん、書くことより読むことが好きなのだと思う。幼い頃は活字中毒とからかわれたくらい。もちろん小説を読むことは、今だって大切な趣味だ。 ただまあ歳のせいかなんなのか、「合わない」文章を読むことができなくなってきてしまった。上手い下手、内容どうこうではなくて、リズムとかてにをは