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こどもへの言葉がけ

日曜日の公園で聴こえてくる会話

「なんでちゃんと並べないの?」
「早くしなさい!」
「なんで妹が泣いてるのにほっといたのよ!」
「ほらあんたがグズグズしてるから場所取られちゃったじゃない」
「ちょっとそこさわんないの!!」

あー、わかるよ、と思いつつ…
いやはや、質問というより呪いやら命令やら、楽しいはずの公園で涙目だったりプンスカしてる子どものなんと多いこと。公園て怖いところです(違)

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「なんで〜できないの?」「どうしたら〜できる?」の差

先日社内でコミュニケーションスキル研修をやった。「質問をたくさん作ってみる」
「オープン→クローズドクエスチョンに作り替え」
「否定×過去→肯定×未来の質問に作り替え」
等々ワークを。

なんで〜できないの?より、どうしたら〜できる?のほうが、文字通り前向きに未来を描ける、言葉によって受け手の心持ちは大きく変わる!を体感してもらう。

質問と傾聴のスキルを両方持てると、コミュニケーションは激変するのだけど、当たり前にできてるもの、と疑わないことが多いから、弱い立場のほうが「やられて」しまいがち。

会話ってよくキャッチボールに例えられるけれど、
これはドッジボール。

聞かれたことに答えなければならないから、ボールは確かに一つかもしれないけど、強いものが一方的にぶつけにくる、あれだ。

子どもの脳って可塑性が高い

と言われますが…なんとも相当な記憶力、かつ2歳過ぎるとそれを再現して伝える能力もついてきている。アウトプットするとさらに記憶は定着する。

ということは…公園で大人が投げたドッジボールの球に当てられてコートを出されたこどもは、ずっとそのことを覚えている、ってことだ。

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呪いを吐かず機嫌よくしていたい

ゆうやけがにげていくよねぇ。
どろぼうしたからにげるのかな?
あっバスがつかまえたよ!
ゆうやけはオレンジいろでバスのぼうとおなじ!

と帰りのバスで興奮しながら喋り続けてパタっと寝た坊やをみながら、2歳児はこのくらいの情報処理はできているのだな…表現力は周囲の大人の影響大だな…親たちは、どうしたら呪いを吐かず機嫌よくニコニコしていられるか?を考えていた。

私もやっちまっているものの、、
自分の耳から聞こえる自分の声にがっかりするし、
怒ってる時の顔(しかも子どもは下から見上げてる)は
相当怖いはず。

言葉がけって口癖のようなもので、慣れちゃえば変えられるものでもある。

せめて日曜日の公園くらい?ご機嫌でいられる、ドッジボールからキャッチボールに種目変更できるコンディション作りや仕組み作りを目論見中。

一緒にやってくれる人いたら、嬉しい。

皆さんからのサポートは、子どもたちと新しい体験をしたり、新たな学びのために使わせていただきます。