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【くりびつてんぎょう】ラウールの系譜を受け継がせたい者
2022年9月2日、ヴィニシウスがスペイン国籍を取得した。
年間約10万人の申請者に対して担当者が30名程のため、5000~6000人に付与するのが手一杯と言われている中での取得は、ある意味で今シーズン最初のヴィニシウスが獲得した個人賞とも言える。
これでピピくんこと、中井卓大をトップチームへ召集することも可能になった。
頼むからペレっさんは色気を出して新たなブラジル人アタッカーを狙うのは控えて欲しい。
さて、先日行われたベティス戦でのヴィニシウスのゴールは素晴らしいモノだった。
前半9分、アラバが持ち出して前線へフィード。
これに反応して裏に抜け出したヴィニシウスが最後は前に出てきていたベティスGKルイ・シウヴァの頭上を越す鮮やかなバセリーナでネットを揺らして先制。
この裏への抜け出しから鮮やかなループシュートを決める、一連の動きは往年のラウールを彷彿とさせた。
ラウールから7番を受け継いだCR7は前任者を超え、異次元の怪物と言える程の得点を重ねた。
惜しむらくはそのNo.7は現在、着用者不在なことである。
CR7の領域へと近づくことが出来るのかは、今後のヴィニシウスの活躍次第だが、昨シーズンのCL決勝にて、ビッグイヤーを掴み取るゴールを決めたのはこのブラジル人だと言うことを忘れるマドリディスタは存在しない。
若くして実力を証明したヴィニシウスがラウールのように愛され、CR7と肩を並べる日が来ることを我々は楽しみに待つことが出来るというのは幸せである。
近い将来、7番を背負ったヴィニシウスとNo.11の呪いを解いたロドリゴがベルナベウに歓喜をもたらすことを期待している。