【急募】左ラテラル
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個人的主観でメンディを評価すると、「軽率なミスが多く、かつラフプレーもそこそこ多いがそれなりに攻撃力は備えた左ウイングバック」である。
せいぜいコエントランの上位互換程度ということだ。
15年前にロベルト・カルロスの後継者としてやって来ていたのであれば、当時の試合スピードを加味すれば最適解な補強だったと言えたのかもしれない。
それでも、マルセロを超えることは出来なかったと思う。
あくまで個人の意見として述べると、軽率なミスと不必要なラフプレーが多い選手は嫌いだ。
プレーの流れの中で、結果的にミスになってしまったものはしょうがない。
しかし、カゼミロのナルシストパスやヴァランの身体能力で誤魔化してディフェンスしたものの結局パスミスでピンチを招くなど、そういったプレーは大嫌いなのだ。
魅せるプレーとナルシシズムに溢れたプレーは別物だ。
もちろん、その差は捉え方次第ではある。
流れの中で効果的なプレーであれば評価出来る。
例えば、カマヴィンガがスライディングでボールを刈るプレーは加入当初よりも格段に成長していることが見てとれる。
最初はラフプレーとも言えたものが選手の成長で効果的なものに進化しているというのは拍手をもって評価したいと思える。
しかし、メンディはどうだろうか?
この記事を書いている途中、セラミカでのビジャレアル戦でも致命的なミスによって結果的にマドリーは敗北を喫した。
もちろんビジャレアルが素晴らしかったこともあり、メンディの軽率なパスミスがなくても結果は変わらなかったかもしれない。
しかし、もはや彼は評価に値しない。
さて、ここで発生するのが左ラテラル問題である。
マドリーは下部組織出身のフラン・ガルシアとミゲルの復帰を閉ざしていない。
それどころか注目すらしている。
個人的には、まずフラン・ガルシアを呼び戻してほしいと思っている。
出場機会が大幅に減っているナチョを左サイドバックに据えることもできるし、もちろんアラバを起用することも可能だ。
なんだったら、カタールW杯でフランス代表のユニフォームを着たカマヴィンガはこのポジションをなんなくこなしているように見えた。
別にメンディだけのポジションでは無いのだ。
アンタッチャブルを動かすタイミングはもうすでにやって来ているのだ。