2021/06/22 Contrasted Summer and Winter
オタク語り。
アイドルマスターシャイニーカラーズ、通称シャニマスのストーリー内での対比で印象に残っているものがあるので今日はそれがトピック。
シャニマスというゲームにいわゆる越境コミュというものがあります。普段は、個人、もしくはユニット別にストーリーが存在しますが、年に数回だけ全ユニットが登場するストーリー、コミュが存在します。
今回はその中でも「アジェンダ283」の話をしたいと思います。
アジェンダ283
まずこのコミュの概要は、シャニマスのアイドルたちが所属する283プロのアイドル達が河川敷のゴミ拾いをする、という話になっています。
その中で注目したのは準備段階でのパート。
シャニマス界の教育番組こと、放課後クライマックスガールズのシーン。
最年長の有栖川夏葉が言います「(ゴミ拾いでは軍手を使わずに)天然ゴムだったり、地中で分解される素材の物を推薦します。」プラスチックやビニール製のものを使うのは得策ではない。ゴミを拾うのにゴミを出しては元も子もない、とのこと。ここから派生してSDGs、Sustainable Development Goalsとは「豊かさを未来にも広げるために掲げた17の目標」だと説明します。
場面は転換してストレイライトのシーン。
黛冬優子が「(SDGsってのは)海外のセレブがやってる、エコなこととかよ」「(SNSで)地球と人類の未来のことを考えてますってアピールするのよ『#SDGs』ってつけてね」とネットで聞きかじったような知識を披露し、あまつさえセレブのSNSでの行動をうがった見方をします。SDGsが何の略だかも知らずに。
こんな感じで意識の違いを放課後クライマックスガールズとストレイライトで対比します。それだけじゃ留まらず、夏葉と冬優子、夏と冬で対比を強調していて素晴らしい。
これがソシャゲ界最高峰の文学レベル。
対比構造が好きなオタクだからいつか語りたかったのでこの場で失礼しました。