【小説】コトノハ 後篇
「いやこれ、結構厳しいんですよ。」
「貴方が虚像民に堕ちたという事は、これまでのネット上の書き込みに問題があったという、証拠になっているんですよ。」
「訴えても、勝てるかどうか分からないですし、訴える意味があるのかという話になります。」
「しかも、都市伝説ですけど、KyoZoo!上の誹謗中傷はBotだという噂を聞いたことがあります。仮にBotだとしたらその書き込みに悪意があるのか、その辺も争点になるわけです。」
「Botなんですか?」
「あくまでも噂ですが。でなければ、名もな