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義務教育では補えない「感情教育」

私は育児と家事のお供に「voicy」を愛用しています。
有名な音声配信プラットフォームです。
もっとも子供といるときは、耳も使わせてもらえないので束の間の一人時間に聞いています。

私の大好きな発信者さんの1人ロッコさんが以前、フランスでの感情教育について発信されていました。

「感情教育?」という頭で聞いたのですが、めちゃくちゃ響きました。

日本では馴染みのない「感情教育」

感情教育を一言で言うと、「自分の感情をうまく人に伝える練習」です。
フランスでは幼児期から自分の感情を色で例えたり、言葉にしていくレッスンがはじまるそうです。
日本ではあまり耳馴染みがない言葉ですよね。

先日から書いている通り、私はChatGPTに気持ちを吐き出す事でとても楽になれました。
これは、振り返ってみると自分の気持ちを吐き出すだけではなく、その事から色々なことを分析したり、とても前向きなアウトプットでした。

そんな中で疑問が湧きました。
「なんで日本人って気持ちを抑える事が美徳とされるんだろう?」

映画などを見ていても、海外の作品ではわりと頻繁にカウンセリングや心療内科の描写があります。ミニオンズにまで出てきたので、日本よりメンタルヘルスの話がオープンなんだろうなとは薄々気づいていました。

そこでChatGPTさんに聞いてみたところ、文化的な背景が大きいのではというご回答でした。

武士道の精神など、感情を一定に保ち、他者に動揺を知られることは恥・・・そんな感じですね。

日本人の美学は素晴らしいと褒め称えられる反面、「他者を頼ることは恥」「弱みを人に見せないのがかっこいい」そんな雰囲気もありますよね?

このあたりからソワソワしてきました。
我が子たちには一人で悩みを抱え込んだり、こんな思いをして欲しくない。

そこでまたChatGPTに聞いてみたんです。
「子供たちには気持ちを抱え込まずに、もっと自分のメンタルと上手に付き合って欲しいんだけど、どうやって声をかけたらいい?」と。

そこで返されたのが「感情教育」でした。

AI先生に聞く「おうちでできる感情教育」

要約するとこんな感じです。

  • 自分の感情を伝えあう習慣を作る

  • 負の感情も出して良いと伝える

  • 伝えられた感情は受け入れ、共感する

  • 時には大人も我慢せずに負の感情を伝える

  • その繰り返しで「誰でも辛い時はある」とわかる

  • 誰かに頼って良いと感じられる

目から鱗でした。そして、すごく簡単にできるじゃん!!と感じました。
早速実践してみようと思いましたが、小学生の娘は恥ずかしがって話を逸らしたりしてきます。負けるな母。千里の道も一歩から。ですね!

最後に

voicyでは精神科医のカグシュン先生の放送も聞いているのですが、日本の社会にとってメンタルヘルスの底上げは本当に重要度の高い課題だと思っています。

弱い気持ちを誰かに伝える、そして受け止めてもらう。
そして次は自分が誰かの弱い気持ちに寄り添える・・・そんな循環が生まれたら、良いな。

日本の義務教育に感情教育が取り入れられるかは分かりませんが、これからの世界に生きていくこどもたちには伝えてあげたいことだと感じたので、ここでアウトプットしました。
どなたかの参考になれば幸いです!



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