こじらせミドサーの映画時間
映画館で映画を観た後の、感情優位になっている感覚が好きだ。
ふわふわしているようなその世界観に浸ることができているような、そんな感覚。
映画観をでて、エレベーター降りたら、現実しかないんだけども。
最近は映画館に行くことすら、億劫になるようなそんな毎日で、
少し迷いながらも水曜の休みもしばらくないので、このタイミングで観に行った。
映画さえもしんどくなる、
そんな気持ちって相当なんだろうか。
みた映画はこちら。
PAST LIVES
公開されてはじめての水曜日ということもあってか、ほぼ満席だった。
ニューヨークの街並みの美しさと、
ソウルや上海の街並みに心が躍る。
しばらく海外に行ってない。
コロナもあったからだが、
カナダに行ってからもう5年が経ったのだ。
二人の俳優がすごく素敵だった。
ネタバレになるので詳しくは書かないが、
トイレでおばちゃんたちが
劇的な展開がないとか言ってたが、
それなら、オッペンハイマー観に行ったらどう。
これは日常の中にたる二人、いや3人の気持ちがうまく描かれていて、その心の機微さに浸れるのだ。
最後のシーンはスラムダンクの山王戦のラストのようにドキドキした(個人的見解です笑)
私はもう一度映画館でみたいと思った作品です。
「縁」(イニョン)
の話をするシーンが好きだ。
それは恋人や家族や友だちのほか、形は問わず私たちのまわりに見えずにあって、それは予期せぬタイミングで引き寄せられるものであると。
それにまつわる前世の話をする二人がすごく好き。
文化の違いと、
過去に生きている人と、未来に生きている人の
視点の違い。
外国の俳優さんのこと全然しらないのですが、
ユ・テオさんが、男前すぎた…
調べたらら42歳なんですか…
大学生の役めちゃくちゃ似合ってたぞ。
グレタリーも41歳…
大学生の役しても違和感なかったけど色気がすごかった…
作品はまた何度も見返したい。
あのNYのメリーゴーランドはほんとにあるのかな。
海外にすごく行きたくなった。
私はまだ生きてる。
苦しい毎日にそういう時間が私には必要だと感じる。
見えない将来が怖くてたまらないけど、
人はいつか死ぬ。
そんなに恐れなくてもいいんじゃないか。
結婚に対して絶望を感じても、
そう感じてる人は一人じゃない。
それは苦しいけど、
答えはみつからないけど、
私は生きている。
旅がしたい。