吊るされた男の見る夢
私は小学校低学年の時に精神を病んでしまい、今に至るまで心身が不調だったので、いわゆる『ふつう』の生き方が出来ずにきた。
これは成長期の多くの大事な時に不協和音として現れたように思う。
落ち着いて勉強をするような精神状態ではなかったし、人間関係も恐怖が伴って構築してこられなかった。
勉強は、学歴に響いてしまったけれど、私にとってあまり悩みの種にはならなかった。もう少し調子が良かったら、学歴を求めていたかもしれないけれど、それよりも人間関係を構築出来ないことの方が、深刻だった。