70半ばを過ぎて思うこと。(2)
歳をとってくるといろんなことがめんどくさくなってくる。
整理整頓。社会儀礼、
身なりを整えて出かけるとか
その他諸々、、、
ところが反面、以前はものぐさ故、いい加減にしがちだったことを
面倒だなとは思いながらも
最近は手を抜かずにするようになっている
それには実は理由がある
例えば、食生活にしても
面倒だからと手を抜いていけば
それはそのまま、老後の体力低下につながっていく。
いろいろ体を動かすような事柄についても同様である。
面倒くさがらずに、体をマメに動かすようにしないと
体のキレはどんどん悪くなっていく。
行き着く先は寝たきりということになる
つまりは、生への執着がなせるわざである。
私は若い頃は何につけてもめんどくさがりで
いい加減でものぐさな人間であった。
そんな人間が、人生の終着点を目の前にして
生への執着ゆえ
コツコツ、生真面目な
割にきっちりとした日々を送っている、、
なんとも皮肉なパラドックスだ。