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現在のDMC

こんにちは。
僕ことハクです。

バトルDJ編もいよいよ佳境に入っていきます。
スクラッチ誕生~バトルDJの登場、バトルDJのテクニックについてを前回までお話させていただきました。
その流れで、バトルDJ達の目標の一つが毎年開催される「DMC World Championships」という世界大会であることも説明させていただきました。
今回はDMCのクロニクルを軽くお話し、現在のDMCについて追っていければと思います。


①DMCの歴史

1985年、記念すべき第一回大会はロンドンで開催されました。
イギリス国営放送(BBC)の元プロデューサー・トニープリンスが「DJこそ明日の音楽の中枢を担うだろう」という考えを元に設立。
という、どの情報源でも擦られてる説明を一応記載しときますねw
その後は「バトルDJの登場」の回でも紹介させていただきました、トンデモない凄腕DJ達がこの大会を盛り上げていきました。

シングル、チームそしてバトルと各部門が創設されたり、消えたり。
そんなこんなで時代に合わせながらバトルDJ達の発展に寄与してきたことは間違いないです。
今や世界各国で代表者を選出、そして本大会であるWorld Championshipsにて王者を決定する。
そんな流れになっています。

また、近年ではデータでプレイする人も増えてきているので、トーンプレイとかならではのテクニックが見れるようになってきています。
余談ですが...昔オープンリールテープを使ってDJしていた人がいましたね。

オープンリール独特の逆再生の音とか笑ってしまいますね。イイね!

②現在の動向

一時期は未曾有の世界的災害により、開催自体も危ぶまれていましたが、現在では復活。
一旦DMC JAPANに限った話ですが、某動画系メディアサイトにて大会の模様が配信されるなど、間口の拡大は更に進んでいます。
また、2019年のバトル部門にて日本人のDJ松永が優勝を飾ったのは、まだ記憶に新しい出来事です。

現在の動向と銘打って話をするほどのことではないですが、傾向として盛り下がっていないことだけは伝えておきたかったので。
簡単にまとめてしまうと、本当にバトルDJ達の腕は上がる一方で、更に磨きがかかってますね。
あと、個人的な感想ですが、ちらほらと女性DJも見受けられるようになり、いろんな人がプレイする時代になったなと感じてます。

③余談:周辺の動向

はっきり言って現在のDMCについては以上ですw
要は「これからもバトルDJ達の闘いは続いていくのである...完」的なことです。
なので、DMCだけでなくほかのバトルDJイベントに関しても、少し見ていきたいと思います。

まずは ITF( International Turntablist Federation)
世界的DJバトル大会を運営する団体で、大会のベストセレクション的な動画なんかも出てたりします。

続いてRed Bull 3Style
Red Bullが主催なだけあって、今時のイケイケ感満載のイベントになってますね。

X-Ecutioners vs Russian Scratch Crew
これはショーケース的なイベントなんですけど、これぞチーム戦といった凄まじいプレイだったので紹介させていただきます。

最近のinvisibl skratch piklz
相変わらずのバケモン的なショーケースを見せつけてくれますね!

こんな感じです。
最後にバトルDJとしても有名なDJ威蔵さんのバンドセッションを見ながらお別れしましょう。

アディオス!

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