バンドDJが捨てたもの
こんにちは。
僕ことハクです。
今回はタイトルからヘビーな内容かと思われがちですが、全くそんなことないですw
捨てたというか、それやんなくていいやとか、やらない方が便利ってことです。
他のジャンルと違って、バンドの中でロックを演奏するのは、一人じゃないんですね。
ゆえに結構これやらなくていいって部分があります。
そんな感じで、やらなくていいって部分をいくつかまとめていきましょう。
①ドラムとベース
あたりまえなんですけど...バンドだと大体ドラムとベースがいます。
なので彼らがその部分は演奏してくれるので、こっちがトラック作ったり、その辺の音を出したりってことは無くなります。
それ以外の所謂「ウワモノ」って呼ばれる音に集中すれば、基本演奏者としては成り立ちます。
それどころか大体はスクラッチしてれば問題ないんですが...そうなってくるとどこでスクラッチきめるかもセンスがいります。
これが次の捨てたものに繋がってきます。
②演奏する時間
これに関してはもはや捨てたというよりは、捨てさせられたものです。
スクラッチって常にやってると飽きられるんですよね。
だから、結構使いどころというか、演奏しない時間の方が多いです。
なのでスクラッチしない部分をサンプラーとかで埋めたりすることもあります。
「演奏する時間」改め「演奏してはいけない時間」ですw
③ルーツやバックグラウンド
勿論、僕みたいにいきなりバンドでDJ見た人ばかりでなく、大半はヒップホップから影響を受けてる人たちです。
そういう、ルーツを捨てるというか、話しても通じないってことです。
クラブをルーツとしている人ならわかると思うんですけど、電子楽器だけで音楽を作るってアンチテーゼじゃないですか。
バンドにおいては出音が全てになっちゃうんで、そういう美学とかを語っても理解してもらえないんですよね。
だから、あんまりそういうインテリジェンスな部分を話す機会は少なくなっています。
④1台のターンテーブル
こんな感じでスクラッチメインだったり、演奏しない時間があったりしていくと...
もはやターンテーブル1台でよくない?ってなりましたね。
まあ、その方がスッキリしていて楽です。
今でこそDJブースのある現場は珍しくないですが、基本ターンテーブルは自前のを持ってく必要があります。
ただでさえ重いんで、一個減るだけでもかなり助かります。
こんな感じで、DJにはバンドという環境に順応していく必要がありました。
そんなシリアスな話でもないですが、結果「捨てる」という選択をせざるを得ない部分もあります。
そんなこんなでやってます。
それではまた。
アディオス!
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