バチが当たった!
下図は、クソ野郎戦法を使いたくて使いたくて、ウズウズしている状況である。
しかし、読者諸君、時間を見てもらえば分かるように、相手は、じっくり考えるタイプのようだ。
あるいは、電波が悪いのか。
どちらにしても、クソ野郎戦法は使えない。
相手の得意戦法を避ける卑怯者め。
僕は泣く泣く、96歩という面白くもなんともない普通の手を指した。
以下、局面は最終盤である
ここでは、僕のほうが有利になっている。
75歩と83銀と、どちらにしようか迷った。
今、冷静に見れば75歩で優勢だが、なんせ時間がない。
83銀、73飛、82桂成、77飛成、で、このあと32歩成、などと読んでいた。
銀を持って、トリァッ!
読者のみなさん、痛恨のクリックミスである。
どこに銀を打っとんねん。
いくばくもなく、僕は負けた。
クソ野郎戦法は、定期的にバチが当たることを覚悟してほしい。
きっと初詣に行っていないからに違いない。
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