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仕事とは、だれかの「不○」を解消すること

自分の子供を育てている中で、気がついたこと。

それは、もっと子供に理解しやすい仕事に就いていればよかったなあということ。

例えば、医者、ミュージシャン、パン屋、警察官、先生、、、など。

自分のいまの仕事(企業の業績管理して、戦略練って、予算つくって)みたいな
巨大企業における一歯車の仕事は、非常に分かりづらいし、伝えにくい。

そこで、ぼくは自分の仕事を子供に伝える際はこういう説明をする。

まず、仕事というものは突き詰めると、結局はだれかの困りごと、要望を解決したり、満たしたりすることなんだ。つまり、仕事はだれかの『不』を解消することなんだ。

パパの場合は、お金の動きを通して、会社の人がいまどこにいて、どういう状態で、なぜそうなっているか教えてあげて、これからどこに向かうべきかという方向をわかりやすく示してあげることなんだよ。

だれだって、今自分がどこにいて、どういう状態かわからないと「不安」を感じるだろうし、「不便」だよね。さらに、そういう状態が続くと、「不満」も出てくるし、最終的にはみんなさまよって「不幸」になっちゃう。

そうならないようにみんなの「不」を解消するのが、パパの仕事。

この「不」の解消という考えたは、リクルートのビジネスモデルの骨子でもあるのだけれど、20数年ビジネスマンをやってきた個人的経験値からいっても、まったくもって本質を捉えた考え方である。リクルートが、あらゆるビジネスで成功事例を生むことができるのは、きっとこの本質を掴む企業文化が醸成されているからだと思う。

ぜひ、身の回りにある「仕事」はなぜ存在するのか観察してみてほしい。

必ず、下記のような「不」を解消するために、という結論に行き着くはずだ。

不安(ふあん)、 不便(ふべん)、不満(ふまん)、 不幸(ふこう)、不快(ふかい)、不平(ふへい)、不調(ふちょう)、不運(ふうん)、不足(ふそく)、不信(ふしん)、不潔(ふけつ)、不振(ふしん)、 不満足(ふまんぞく)、不具合(ふぐあい)、、、、

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