『縮小ニッポンの衝撃』
『縮小ニッポンの衝撃』
著者:NHKスペシャル取材班
出版社:講談社(講談社現代新書)
発行年:2017年7月20日
(内容紹介)
「人口急減社会」で実際に何が起こるのか?
●人口増加中なのに消滅? 東京・豊島区の衝撃予測
●税収8億円で毎年26億円返済。過酷な財政再建に苦しむ北海道・夕張市
●70代住民が公共サービスの担い手 島根・雲南市
●行く当てのない遺骨を大量に抱える神奈川・横須賀市
2017年に読んで、今回再び読み直しました。本の帯の〈2060年までに、日本の人口は約30%減少する〉という文句を見て現実味がないと思いつつも、本書を読んで改めてじわじわと実感してきました。豊島区、夕張市、雲南市、横須賀市、それぞれがそれぞれの問題・課題をもって試行錯誤している様を追体験したのですが、それは対岸の火事ではなく、遅かれ早かれ自分が住んでいる場所・いずれ住む場所にも関わってくると思うと、なかなかにシビアだなと暗くなってきます。
年をとると更にその実感が強くなってくるのだろうか……
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