はくりなのい

小説しか書いてません。 長編の合間にちまちま上げます。短編は推敲しないので読みにくいのはご容赦。色んなジャンル書きます。

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和風パスタ「こなな」の厳選おすすめメニュー

 和風パスタ屋さん「こなな」  あっさりとした食感がよく、女性客から大人気なパスタ屋さんです。科っプルに会社員、幅広い年齢層が来店しています。  そんなこななですが、多彩なメニューがあり一つに選ぶことは困難。欲を言えば全部食べたい……でも食べられない。  そんな人のために「こなな」のおすすめメニューをそれぞれから簡単にピックアップしてみました。是非、これを参考に足を運んでみてくださいね。 1.みぞれ大根と豚肉の柚子風味  大根と豚肉のパスタです。柚子が利いていてとても美味

    • 【スタバ】独断と偏見で選んだ個人的厳選推しドリンク【カフェその1】

      はじめに  スタバといえば、知らない人は恐らくいないであろう有名なカフェですよね。学校帰りに寄ってちょっとお茶しながら友人同士と勉強したり、仕事帰りに仕事仲間とお茶……なんて人も多いのではないでしょうか――。  なんて、そんな世界線私にはありませんでした。何それ、幻想?   異世界転生でもした?  くだらない愚痴はおいといて、スタバには迷うほどメニューがあります。  メニューは多く、気が付いたらいつも同じものを頼んでいる……。  裏メニューも含めたら正直何がいいのかわから

      • 【即興短編】No4 呻く残響

         ゆらりゆらりと水面に映るのは何者の顔か。  強さに溺れた鬼か、それとも娘を愛する父か、それとも――死神に取り憑かれた人斬りか。最早、自分の顔がどんな形をしているのかわからなかった。輪郭も、目も、鼻も――何もかもが人の形をしている。しかし、それは本当に人間の顔か。  人を簡単に殺める自分は、人間なのだろうか。  血に塗れて罪に汚れて、それでも殺す事を止められなかった。いや、止めるつもりなどないのだ。だからこそ悪鬼羅刹のように刃を振るう事が出来る。死神のように命を狩り取る事が出

        • 【即興短編】No3 漣のこえ

           妹が死んだ。そんな訃報を聞いたのは翌日の昼過ぎの事だった。  仕事が朝方までに及び、様々な事をしていればいつの間にか早朝。これはいけないと思い死ぬように眠ったのだ。そして昼過ぎに目が覚めて、いつも通り枕元のスマートフォンを確認する。近所に住む母親からメッセージが一件。そういえば、今日は夕方頃に行くと言っていたか。その件だろうと思いメッセージアプリを開いた。瞳に飛び込んで来たのは冗談のような、本当のような、一文。悪い冗談だと思った。  現実、いや、冗談? 何も受け取る事が出来

          【即興短編】No2 灰色の街

           世界は一度滅んだらしい。そう、隣の彼が言った。雨の中で傘を差し、灰色の街を眺めながら言葉を紡ぐ。空はどんよりと鉛色、目の前に広がる景色は瓦礫で崩れた街。誰一人として住んでいない、そんな街だ。  彼はいつも通り飄々とした態度で瓦礫の中を進んで行く。そんな彼の後を自分が続く。行くあてもなく、目的もなく、ただ二人で何処かを目指している。何処に行きたいのか、到達したい場所はあるのか、心は何処へ捧げればいいのか――何もわからない。永遠と歩いて来たが、誰にも会わず、生き物すらも見かけな

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          【即興短編】No1 刹那の戯言

          「人間はね、一人じゃ生きられないんだ」  ぽつり、と運転手以外誰もいないバスの中、彼は呟いた。はあ、そうですか。と、いつも通り素っ気ない言葉を返す。何が言いたいのかわからないほど付き合いは短くない。彼はいつだって愛とか、恋とか、友情とか――そういう不確かなものが好きだった。  雨が窓を穿つ。流れる景色を眺めながら早く目的地に着かないかなと考える。窓に映った自分の顔は酷くつまらなさそうな顔をしていた。実際、つまらないのだけれど。 「だから人は協力するように出来ているんだと思う」

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