写真と観察日記
よく子供時代夏休みの宿題に、何かしの観察日記の宿題が出たと思う。
まあ、あの頃は観察なんて興味もなく
やっつけで宿題を出した覚えしかない。
過去を後悔しても仕方がないが、観察してまで調べたいものが自分で見つけられなかったんだな。。。
今はというと、
写真を仕事にしてる関係上、いろんな事を観察してしまう。
何事もいくつから始めても遅くはない
初めて写真教室に参加される生徒さんは、まさか?こんなことを気にするのか?と思ったこともあるでしょう。きっと、カメラの使い方を習いにきたのかもしれないが、それとは全く別なことを伝えていってる。
そして自分自身も、自然を相手にすることで発見の連続でワクワクする。
人から見たら大変そうな開墾作業も、四季折々で違う。
蝶が一つの木に、妖精のように舞い始める時期がある。これはあとで調べたら蛾の種類だったが、遠目から木全体を見ていると
まるで妖精の物語に舞い込んだ気持ちになるのだ。
20年前この様子は6月半ばになってから見れたのだが、今はというと5月半ばにはもう見れてしまう。それだけ地球の気温が上がってることだ。
そして草原には 蝶の交尾の姿
それから時がたち6月半ばには蝶が蛹から生まれ出てくる瞬間が今は見れるのだ
なんて神秘的な
それも虫籠の中で見るのではなく 自然界の中で自分で見つけて観察していく
しみじみ、こんな姿を自然界の中で
じっくり子供達に見せてあげたいと思うのだ
蝶の一生は人間より短くても
生まれ出る前から見れて 大人になって妖艶に飛んでいく
それも花から花へと 優雅に羽を広げて飛んでいく
少し休んだり
慌てて飛んでみたり
今日という日に生まれ出た友や身内がいる
この妖艶な蝶の姿と私の中で同化した
写真というカメラというツールを通して、なんでも観察するようになった。
そして、今まで気がつかなかったことに
深い愛情を持つようになったのだ