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LOCAL FISH CANグランプリ2024
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「LOCAL FISH CANグランプリ2024」というイベントをご存じでしょうか。参加者は全国各地の高校生。地域の未利用魚を使って、地元の団体や水産会社の協力を得て相談しつつ加工食品を開発し、地域活性を考えるコンテストです。今回、審査員のひとりとして参加させていただきました。
いやーーーーー、ハイレベルな創作料理の数々、驚かされました! 熱意と思索に富んだ高校生たちから大きな刺激を受け、彼らの真っ直ぐな感性と行動力にもうね、感銘を受けっぱなしでしたよ。7時間があっという間だったんです。若い人の話を聞くのって大切ですね。交流会でたくさんの高校生から話を聞けたのもいい経験になりました。
彼らの前途に幸あれ、と願わずにおれません。
日本財団とスタッフの皆様、素晴らしい機会をありがとうございました。心よりお礼申し上げます。
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油がのってなくて売れないブリと、活用されていない竹林の竹を使ったメンマを掛け合わせた料理(島根県)。磯焼けの原因となるウニを使ったリエット(富山県)。ブダイを使ったチリコンカン(三重県)、アイゴとマツバガイを使ったすり身揚げ(長崎県)。
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スジメコンブを使った炊き込みごはんの素(北海道)、クロダイを使ったクネル(岡山県)、ギンブナを使ったマンテカート(滋賀県)、写真に写っていなくて申し訳ないけど、アイゴを使ったぬかみそ炊き(福岡県)。
どれも素晴らしく工夫されていて、すぐに商品として売り出せるクオリティでした。すごいものですね。
↑ イベントの模様が早速記事化されていました。ぜひ読んでみてください!
高校3年生の参加も多く、すでに内定を得て来春から社会人という人も。料理人として生きる方もいました。学生生活ラストの期間がどうか充実した、いい時間でありますように。