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わが社の行動規範について
わが社では、次のような行動規範を定めています。
1/あいさつは気持ちよくしよう。
2/固定概念にとらわれずに柔軟な発想をしよう。
3/社内外に自分の仕事に関する人脈を持とう。
4/仕事を深く考え、ロジカルシンキングしよう。
5/自己確立を目指して自己啓発に努めよう。
6/スピードと行動を重視しよう。
7/プラス思考でチャレンジしよう。
8/仲間同士で互いに切磋琢磨しよう。
9/感謝の心を忘れないようにしよう。
10/自分に自信をもち、威風堂々とした行動をとるようにしよう。
この行動規範を定めてから、20年が経とうとしています。
実は、この行動規範は、意図して計画したものというよりも、自然に生まれてきたといったほうが近いものです。創業者である浅野邦子と話をしていた時に、「まず自分たちがどうありたいか」という話題になり、その場で2時間ほどかけて原型を作り上げました。
行動規範とは、就業規則のように会社が社員に対して順守させるもの、というとらえ方もあるかもしれません。しかしこれは、そういうものではありません。
会長と私の、こういう人間でありたいという想いを表現したものであり、またそこに価値を感じてくれる人にこそ仲間になってほしいと考えてつくったものです。これは、人生観の話であり、人に押し付けるようなものではありません。
創業の時代は、本当に厳しいことの連続でした。
保守的な金沢の伝統産業の世界で、京都生まれの一人の若い女性が起業して、前例のないチャレンジをしていくのは、言語に絶する苦労がありました。
それを乗り越えてこられたのは、会長がこうした行動規範を守ってきたからであり、そして同じように行動してくれる仲間に出会えたからです。
箔一の行動規範とは、ルールではありません。
どのような生き方をしたいかを、一人ひとりが考えるきっかけです。
今後は順番に、一つひとつの項目について、どのような思いを込めたか綴っていこうと思います。