一体感を生むのはお客様目線
箔一では、お客様目線でモノを考えようといつも話し合っています。
もちろんそれは、話し合うだけでなく、実践することが大事です。
その度合いを測るバロメーターが、一体感だと考えています。
私は、自己主張することを望んでいます。新人でも、若者でも、恐れずに自分の意見をはっきり言うべきだと考えています。
ただし、大事なのはその中身です。
日ごろ主張していることが、自分にとって都合が良いだけの主張なのか、はたまた、お客様にとって役に立つ提案なのかによって、その部署の雰囲気も変わっていきます。
自分都合の主張ばかりが増えれば、どうしてもギスギスした雰囲気になるでしょう。相手に譲れば、自分が損をするわけですから、スタッフ同士の関係性はぎくしゃくします。
逆に、お客様に喜んでいただくために、立場を超えて真剣な議論をしている職場は、一体感に包まれています。
一体感を生むのは、互いに遠慮して仲良しクラブになることではありません。お客様にとって何が良いか。そのことに集中し、広い視野をもって、志の高い議論ができることが大切なのだと思います。