スタッフの成長のために
いうまでもなく、企業にとって最も大切なものは人材です。
会社の成長とは、スタッフ一人ひとりの成長と大きく関わってきますので、経営者としてはの人材の能力を伸ばすことを優先度の高い課題として考えています。
私の母でもある創業者は「能力があるからポジションにつけるのではない、ポジションにつくから能力が上がるのだ」とよく言っていました。
実際私も、入社してかなり早い段階から役職に就き、かなりの短期間でより責任のある役職へとなっていきました。まだ20代でしたが、役職に就けば、相手先企業の上役とも会わなければなりません。はるかに年上の方々との商談やプレゼンの機会は、プレッシャーではありましたが、ずいぶん鍛えられたと思っています。
私は、意欲のある社員にとって、緊張するような場面を用意することにも、大きな意義があると考えています。
今の実力では、少し難しいと思える仕事に挑戦してみたい人。
プレッシャーを感じるような人に、あえて会ってみたい人。
思い切って大胆なプレゼンをやってみたい人。
そうした意欲を後押しすることが大切ですし、少々の失敗には目をつぶることも必要でしょう。
困難な環境に自らを置くことが、成長につながるのですから。