常に真剣勝負であってほしい
あるグローバル企業のトップの記事を見ました。
その経営者のもとには、世界中のありとあらゆる部門から、様々な企画書が集まってくるそうです。
彼はこれを、一人で決済してかなければなりません。
その会社では、プレゼンの日は月曜と決められています。そこに上がってきた膨大な企画書を、即断即決でさばいていきます。一瞬で「YES」「NO」が決まり、決まったことには「また次回」ということはありません。プレゼンする側にとっても真剣勝負です。
私は、社会全体にそうしたスピードが求められているように感じます。
自分が消費者として買い物をする際にも、買うかどうかの判断は一瞬です。その瞬間の判断で選ばれなければ、敗者復活はないと思ったほうが良いでしょう。そして勝率の悪い商品はすぐに販売終了し、次の新しい商品が棚に並べられます。
これだけスピードの速い時代ですから、「また次がある」という考えは捨てるべきです。
もし相手がお客様でも、上司でも、経営者でも、プレゼンをする時間を取ってもらえたのなら、その瞬間にすべてをかける気持ちで臨むべきなのでしょう。