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映画をみて帰宅を決意しました

家出から帰宅しています。
結局、家出は1泊だけでした。

あの時、2泊目をひたすら真面目に考えていたのだけど、そして「今日も帰りません」と家族に連絡も入れました。

でも、ひたすら足が重くて進みません。

地下鉄などの人混みでも荷物がかさばらないように、キャリーケースではなく、袋で持ち歩いていたのですが、それも重くて。

昨日はそれ程重さを感じずに「バッグにして正解」なんて思っていたのに。
何でこんなにちょっと進むだけで重いのか。

ある映画をみたくて、昨日からずっと機会をうかがっていたのでけど、「とにかくそれだけは見て帰ろう」と、必死で映画館まで行きました。

そうしたら、もう、席に座った途端にものすごい脱力感。薄暗い映画館の中、寒気と疲労感から泣けてきて。。。

映画も平静では見られないのでは?気分が悪くなったら途中退場しよう、とまて思っていました。

そうやって最初から超ナーバスで映画が始まったのですが、まぁこの映画の素晴らしかったこと!!!!

本当に引き込まれてしまい、ずっとホロホロと泣いていました。
主人公の女の子が、「彼女にしかそれが出来ないから」と言う理由で家庭に閉じ込められている姿に、自分を重ねたのかも知れません。。。

「CODA  あいのうた」

傑作でした。

鑑賞後、自然と心がしっかりと決まり、誰にも何も知らせずに黙って家に帰宅しました。
家族は驚いていたけど、私はとにかく娘の顔が見れて本当に嬉しかった。

それが一番大切なんじゃ無いかと思いました。

今日は3月6日、ミモザの日です。
子供の頃オーストラリアに住んでいたのでwattle(ミモザ)は思い出深い花です。

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