俳句 冬めく


俳句を作りました。
今回は三句です。
詩を添えるのはお休みです。

冬の雨 鳥の鳴き声だけ 響く

寒雲の 空気を破る 子らの声

寒凪や 子のため走れ 凧揚がれ


時候は以下の通りです。
・冬めく
 万象いかにも冬らしくなってくること。
季語は以下の通りです。
・冬の雨
 冬に降る雨。寒い中、細かに降る雨は
 うら寂しい感じがする。
・寒雲
 冬空を一面に覆う雲、固まって凍りついた
 ような雲、入日に照らされた雲など、
 いずれも寒々しい。
・寒凪
 冬は風が強く海が荒れることが多いが、
 波も立たず穏やかな日もある。

角川文庫 俳句歳時記 冬

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