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俳句 炎暑


俳句を作りました。
今回は六句です。詩はお休みです。

夏の天 飛行機雲が 二筋引く

白鷺の 白き首見る 青田かな

大空に 子燕羽ばたき 日に焼けて

油蝉 耳重なるや 過ぎし日に

汗ばみて 水筒鳴らす 山門前

ひきがえる 太く響くや 腹の底


時候は以下の通りです。
・炎暑(えんしょ)
 真夏の燃えるような暑さをいう。
 ぎらぎらと照りつける太陽のまぶしさを
 思わせる。

季語は以下の通りです。
・夏の天
・青田
・子燕
 燕は初夏から七月にかけて二度産卵する。
 それぞれ一番子、二番子と呼ぶ。五月に
 なると、一番子が顔を並べて巣の中で親
 が運んでくる餌を待っている。六月に入
 れば飛翔を習い始めるほほえましい姿が
 見られる。
・油蝉
・汗
・蟇(ひきがえる)

角川文庫 俳句歳時記 夏


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