有料コミュニティにジョインしておならでアートした話
この記事はマエデアドベントカレンダーの14日目の記事になります。
私は、デザインの勉強を始めて1年ちょっとのアラフォーで、猫を飼いたいイラスト描きJKと、寝ても覚めてもポケモンカードで頭がいっぱいの息子がいます。
去年までノンデザイナーだった私が、前田高志さんの本を読んで「前田デザイン室(現マエデ)」を知り、実際に入ってから4カ月、ここまでやったことと、ちょっとだけ変化したことについて書いたので、お時間のある方は読んでみてください。
デザインの勉強を始めた理由
デザインは前からやってみたかったものの、勉強するのにお金がかかるし、絵心とかセンスがないと思っていたので、ずっと踏み出せずにいました。
学校に行かなくなったイラスト描く娘ちゃんをどうしようと思っていて、共通の話題ができそうだし、仕事にするのかわからないけど何か役立つかもと思っていたところ、SNSで流れてきた広告にここは他と違うかも、と思えるスクールがあったので、相談して入ることを決意。
何か新しいことをはじめて、いい流れを作りたかったのかもしれないし、私自身が人生をやりきれてない中、やりたいことを探してがんばれ、とは言えないな~と思ったので。
「勝てるデザイン」の衝撃
2023年10月、オンラインスクール RaiseTech(レイズテック)に入ったものの、40過ぎてデザイン会社の就職は厳しそうだし、かといって個人でやるのもキツそう…と煮え切らなかった私にとって、前田さんの著書「勝てるデザイン」に出会えたのはラッキーでした。
まだスクールに入って数日くらいの頃に開かれたトークライブの中で、デザイナーさんが「勝てるデザイン」を激推ししていて、話を聞いてる途中でAmazonでポチっていた(笑)。
それまで思っていたデザインの仕事に対する認識が大きく広がって、デザインの仕事って面白そう!と思わせてくれた本でした。センスのこととかもすごく腑に落ちて、面白いことをたくさん実現していて、読んでるだけでワクワクしました。
「愛されるデザイン」のトークイベントに参加
2024年7月、「勝てる」に続く「愛されるデザイン」の出版記念のオンライントークライブがオンラインスクールで行われ、その後、青山ブックセンターで開催された出版記念イベントがあって、はじめて前田さんに直接会えることに。
そのトークイベントは当日朝まで、30人空席があったのだが、前田さんが「愛されるって言ってるのに、100人埋まらないとウソになるからみんな助けて!」とたくさん発信して、徐々に申し込み者が増えていく様子をXで実況。どんどん盛り上がって100人を超える人を集めてしまうという、すごいイベントだった。みんながもう応援せずにはいられないよね、と思えるようにしてしまう前田さんがすごかった。
その日の懇親会で元マエデのメンバーの方がいて、マエデについて話を聞きながら、うん、もうここまできたら入るしかないよね、と思ったので入ってみることに。
マエデに入会
「マエデ」に入会したものの、かなりの大人数。基本はDiscord上でのやりとりだし、正直どうやって馴染んだらいいかわからない感じもあって、とりあえず何かに参加しようと思い、進行中の「マエボン4」(のちに「Grapheck」)のデザイナー枠に手をあげてみた。軽い気持ちで手をあげたものの、途中で他の人たちの提出したものを見て我に返り、自分には早かったかもと早速後悔。
でも、ありがたいことにチーフデザイナーさんとアートディレクターさんが何度も何度もフィードバックしてくれて、毎回めちゃめちゃ上手に褒めてくださったので、ついていけばなんとかなるかもと勘違いし、そのまま最後まで完走することができた。(私だけじゃなくて40人とか50人とかとやりとりしてるのマジですごかった…)
おならのアート雑誌…
アートってなんでもありだし、便器だってアートになるくらいだから、おならだって余裕でアートになるとは思ったものの、コアメンバーさんたちのミーティングの様子を見て、内容がおならなだけで他はめちゃくちゃしっかり真面目に作ってるんだなと思い、これは頑張らないとと思った。
★テーマとコンセプト★
全体のコンセプトは、「ただカッコいいだけの雑誌」
テーマは「おなら」
デザインのキーワードは、「異国感」
私の担当するページの内容は、
「我慢期」というセクションの1ページで、
「おなら我慢の世界記録保持者の紹介」
おなら我慢の世界記録って本当にあるのかなと思い、ギネス記録を調べてみたらさすがになかった(そりゃそーだ)。
世界記録保持者だから、きっとなんかちょっと孤高の存在っぽい感じかな、何かの頂きにいるイメージかな~みたいなところから、ゴツゴツした岩の上に座ってるビジュアルとかどうだろう?と巡らせて行き、アドバイスをもらいながら作成しては修正の繰り返し。なんとなく外国映画のポスターデザインをイメージして、ライターさんが書いてくれた文章から名前をもらって、映画のタイトルみたいな感じになった。
誰も気づかないところでふざけたくなってしまい、四隅の小さい数字を文にしてみた。右上から左周りに読むと、
076 471 931 39(オナラ シナイ クサイ サンキュー)となる。
それから、秒単位で変わる世界人口のサイトを見て、そのときの瞬間的な人口を入れてみた。
気づいた人がいたらちょっと怖いかもしれない。
ちなみに、「Grapheck」にはライターとしても参加させてもらっていて、「ある宗教家の一日」というタイトルで、実はおならを祀っている宗教だけど、教祖しか祀っている対象が何かを知らない、みたいな文章を書かせてもらった。話を聞いてからすぐに書き始めて、その日のうちに提出。我ながら今までにないスピード感で、私こういうの得意なんだ、と新たな自分の一面を知ってしまった。
文化祭とGrapheck先行販売会に行ってみた
オフでマエデメンバーに会える機会はなるべく行きたいと思い、コルクラボさんとのコラボイベント「小学生になれる文化祭」に顔を出したものの、数日前に抜いた親不知が痛すぎて早々に退散。短い時間だったが何人かと話せて楽しい時間だった。
その後「Grapheckの先行販売会」に行って、小一時間くらい交流できてめちゃくちゃ楽しかった。名乗ったら反応してもらえたのが嬉しかった。
公開サシトーク
人を覚えるのと自分から話かけるのが苦手だから、認知されればコミュニケーション取りやすいかもと思い、前田さんとサシで20分話す月1イベント「公開サシトーク」にも参加してみた。
前田さんと話せることに舞い上がってしまい、お気に入りの朝ごはんを聞いて満足するというだいぶキモイ結果になり反省。楽しかったけど、もっとまじめに人生相談とかすればよかった…
この4カ月を振り返ってみて
この4ヶ月まだちゃんとマエデに関われてないと思ってたけど、振り返ると思ったよりは色々参加している気もする。
先日も、新年会のバナーを作りたい人との声かけに思い切って手を上げてしまった。4ヶ月前の私には絶対にできないことだったのに、何かのタガがはずれたような気がする。良くも悪くも、オナラの雑誌でとりあえず手をあげれば何とかなる、という経験をしてしまったので、味をしめてしまっている。いつかとんでもないミスをしてしまいそうで怖い。
新しいコミュニティに馴染むには時間がかかるものだから、あせらずゆっくり馴染んでいこうと思う。マエデのDiscordを見ていると、なんか雑談していたと思ったら急に何かが形になって、いつのまにかプロジェクトみたいになっている。ワクワクする方向にもっていくのがみんな上手くて、なるほど、そう考えればいいんだ、とか発見できて面白い。
なかなかスピード感についていけてないけど、これからもマエデに馴染めるようにできることをやっていきたい。
マエデアドベントカレンダー2024はこちら!↓
現在、1月メンバーを12月16日まで募集中。もうギリギリです。この機会をお見逃しなく!
マエデの宣伝になったのか、なっていないのかわからないが、この4カ月でちょっとだけ変化しているので、これが成長だと信じたいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。