【補気健脾】じゃがいもとズッキーニのポタージュ
まだまだ暑い夏、食欲が落ちていても「スープやポタージュなら食べられる」という方も多いのではないでしょうか。
とうもろこし、カボチャ、トマトなど季節の野菜を使ったスープやポタージュは、①栄養価が高い②胃腸に負担をかけにくい③疲れた体にも吸収しやすい等、嬉しいことだらけ。もちろん朝食にもピッタリ♪
今回ご紹介するのは定番『じゃがいものポタージュ』に夏野菜のズッキーニを加えた重ね煮ポタージュです。
レシピだけではなく、薬膳料理の解説も合わせてご紹介します。
さて、薬膳の目的は『陰陽のバランスをととのえること』
薬膳では陰陽が調和することで心身の健康が維持できると考えています。五臓六腑のバランス、気・血・津液のバランス、季節の特徴や食べる人の体質や体調など、様々な角度から陰陽調和の方法を導くのが薬膳。
その中で最も大切なことは、五臓の『脾(西洋医学では消化器系)』を健やかに保つことだと私自身は考えています。
体力気力も十分にあり、夏バテ知らずでいつも元気!仕事も遊びも全力投球!夜のスキンシップも精力的に楽しむ!そのためには何をおいても『脾』の強化が大切です。
今回のレシピは『脾』の働きをサポートするじゃがいもをメインに、熱を冷ましながら潤い補給するズッキーニ、生殖能力を司る『腎』を補う枝豆を組み合わせたポタージュです。
少し冷やしてから食前に少量のむのも良し、軽く温めてパンと一緒に朝食で食べても良し。ぜひご家庭で色々と楽しんで頂きたいと思います。
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