米津玄師「ホープランド」と井上陽水「つめたい部屋の世界地図」
私の音楽のルーツは、ごく初期の井上陽水、かなと思っている。
中学の頃、井上陽水さんの音楽を聴きまくっていた時期があった。
約1年間、来る日も来る日も聴き続けた。
初めて買ったLPレコード(アルバム)は『二色の独楽』。
聴いていたのはごく初期の頃の曲で、
『二色の独楽』までのアルバム5枚のみだったけど、一人の人の音楽にこんなに浸ったのは初めてで。
やっぱりこの頃の井上陽水さんの音楽は自分の潜在意識の中に色濃く残っている気がするし、自分の音楽のルーツなのかなあと感じている。
この前、久しぶりに
「つめたい部屋の世界地図」を聴いた。
そのときに、米津さんの「ホープランド」
が頭に浮かんだ。
拍数が同じってこともあるけど、それだけじゃなく、
メロディの運びの雰囲気とか、
海、鳥、一人、遠くを思う
海の向こうで繋がる何か
自分で踏み出すということ…
色んな共通項があるようにも感じて。
歌詞から受け取るものの世界観は違うけど、
何となく同じ匂いがする気がした。
※音源の公式YouTube見つからず
Spotifyのみですがリンク貼ります
「つめたい部屋の世界地図」
私は陽水さんの初期の頃しか知らないが、
何となく米津さんと、ちょっと共通点があるようにも感じる。
井上陽水名義の1stアルバムのタイトルは『断絶』。
別名で1年くらい活動、そのあと1年くらいしてから、’71年に23歳で井上陽水の名前で活動開始。
テレビ出演は殆どなく、
ライブ(アルバム)ではポツポツと語るように喋ってたなぁ…女の人に生まれたかったとも言ってた🤭
’73年リリースのアルバム『氷の世界』は発売から2年後に日本レコード史上初のLP販売100万枚突破。
素晴らしい☆
ほんとにたくさんの人の心を掴んだのだと思う。
いくつか曲を…。
優しいギターとメロディ大好き。
セリフがちょっとぎこちない感じで照れる;
「桜三月散歩道」
空を舞う感じがすごく好き。
「紙飛行機」Liveバージョン
米津さんの「さよーならまたいつか!」を初めて聴いたとき、
“知らず知らず…” という歌詞で一番に思い出したのは「いつのまにか少女は」だった☺️
忌野清志郎さんとの共作
名曲「帰れない二人」も置いときます。
私の聴いていた“井上陽水”が、
中学生だった自分の心をどんなふうに掴んでいたのかはもう今となっては説明できない。
でも時々聴くと、“懐かしい”だけじゃなく胸にグッとくるものがあるのは確かで。
大切なルーツ、である。
自分の音楽のルーツと、今自分が一番好きな音楽の共通項を見つけた気がしてちょっと嬉しかった、という話でした。
読んでいただきありがとうございました。