#7 浮気に罪を課してくれ！！！

『また抱かせてください』

吐き気がした。
手の震えが止まらなかった。
息を止めながら、この文字を受け止めて
ドクドクドクって
今までにないくらい大きな音で鳴る
心臓の音が聞こえちゃわないか心配になるくらい。

はい、みなさん　こんにちは。🪴

切実に願う、このタイトル！
今日はいつもと違う書き出しと、
人生初、21歳冬に起こった浮気事件についてです。

浮気をしたことがあるひとも、ないひとも
されたことがあるひとも、ないひとも
こぞって、スキ！お待ちしております！♥

21歳の夏、ひとつ年上の男性とお付き合いしていました。

その当時、俗にいう''サーファー系''が好きだった
私にはどストライクの見た目。

身長185cmあって、色黒で、
ストリート系服装がよく似合っていました。

Tinderというマッチングアプリで出会い、
夜中でも車を飛ばして、私の家まで来るような、
付き合ってはないけど、
朝まで電話を繋げておくような男性だったので
付き合うのにも時間はかかりませんでした。

なんとなく漢気があって、
''黙って俺について来い！''タイプの彼。

刺激的で毎日ワクワクしてたのを覚えています。

1人暮らしだった私の家に先に帰って
くそほどウマいチャーハンを作り置きしてくれていたり、
サプライズ（？）で職場まで何も言わずに
迎えにきてくれたり、
またまたサプライズで、
帰ったら欲しかったキャップが置いてあったり。
付き合った当初で考えれば最高！な彼。

深夜に弾丸で海に行ったり、
朝まで2人でSwitchで盛り上がったり…

睡眠時間3時間くらいで毎日仕事をしていました。

Instagramが華やかになるような生活。

でもそんな日常って長くは続きませんでした。（笑）
そりゃあそう。

そんな彼はバイトを掛け持ちしながら
''キックボクサー''のアマチュアでした。

なんとなく、そんなに収入はないんだろうな〜
と思いつつ、夢があるのはいいことだ！と思い
勝手な思いやりからどこに行くにも
私が少し多めにお金を出す。
（たまに彼が全部出してくれたりもする）

この件に関しても書きたいことが山ほどなので
それは後日違うタイトルで書きます（笑）

そんなこんなな日常を送りつつ、
忘れもしない2021年12月。
付き合って半年ほど経った頃です。

私の親に会いたい会いたいとうるさい彼の主張のもと、
一緒に実家へ帰省。

あまり''彼氏''を連れて帰ることによく思ってない
両親の反対を押し切ってなんとか連れて行きました。

夜ご飯をみんなで食べていた時、
彼の携帯に着信。
画面が見えないように机に伏せられた携帯が
ずーっと鳴りっぱなしでも出ようとしない彼に
着信画面が見えないまま、携帯を渡すが、
それでも出ようとしない。

『◯◯（親友の名前）だ。いいや。』と言いながら
ポッケにケータイをしまう彼。
おかしい。絶対おかしい。と思いつつ、
あっという間にお風呂に入って寝る時間。

母親が敷いてくれた布団に
2人で入って眠っていた時。
深夜に彼の携帯のバイブで目が覚めました。

ダメだとは分かってるけど、、、
でもここで見なかったらずっとずっと
疑ってしまう。
そんな気持ちのまま一緒にはいられない。
と思い、ついに見ました。
、
、
、
、
パンドラの箱ですよね。
やっぱり開けちゃいけなかった。

LINEも、インスタのDMも
女の子だらけ。

ここで1番最初の書き出しに戻ります。

『また抱かせてください』の文字を見て
もう察しですよね。
あ〜、やっちゃったんだ。一線超えたんだ。

震える手と、
聞こえそうになる程の心臓の音を隠しながら
怒りを込めて隣でスヤスヤ寝ている彼を
蹴り飛ばして起こしました。

私『また抱かせてくださいってなに？』
彼『え？、、、まって、なんの話？』
私『聞かなくても分かってんだろ、また抱かせてくださいってなんだよ』

そこからは記憶が曖昧ですが、
泣きながら
『もうしない』
『本当にごめんなさい』
『もう一度チャンスをください』
と、土下座の彼。

今思い返せばよく起きてこなかったな、私の両親（笑）

よくよく話を聞くと、
私が彼と付き合う前に
1度ホテルに行ったことのある男性に
用事があって連絡をとったこと、
自分の先輩とその男性の話をLINEでしていたこと、
が原因で他の女性とそういう関係になってしまったそう。

その原因を聞くと、
私も悪いのか…、と当初は思っていましたが
ん？でも付き合う前だぞ？
連絡とってたのは仕事の件で用があったからだぞ？
と、なんだかよくわからない気持ちになりました。

そして、私があんなに迷って迷って彼の携帯を見るより前に
彼は既に私の気付かないところで
私の携帯をチェック済みだったことに
少し恐怖を感じました。

結局その彼とは、その後1年程付き合ってお別れしました。

https://note.com/haku086/n/n231861b3627e

この記事でも少し書いた、元カレ被害とは、このサーファー系彼氏のことです。

別れる時も大変だったな〜、
『死ねよ』だの『殺すぞ』だの…。

結局は自分の男性を見る目がなかったこと、
が原因なんですが。

彼と別れた後も、
『また抱かせてください』の文字を
見た時のあの感じは忘れません。

今お付き合いしている彼は浮気なんて無縁な、
SNSもあまりしないような、
女性との関わりもあまりないような、
そんな彼ですが、それでも疑ってしまいます。
仕事で帰りが遅くなる日や、
トイレで携帯で動画を見てる時や、
「もしかしたら…」とよぎります。

本当にいい迷惑です。
好きにはなれても、信じられなくなりました。

今の彼と結婚するかどうか、
それは分かりませんが
この先誰と付き合ってもきっと
この''サーファー系彼''のおかげで
きっと私は「もしかしたら…」の気持ちが
誰に対しても消えることはないんだろうなと
今24にしてもう悟っています。

そんな私の人生に変化をもたらした
たった1年半しか付き合ってない''浮気した元彼''に

【罪を課してくれ！！！！！！！！】（笑）

はい、久々に2,000文字突破！

最後まで読んでいただきありがとうございました。

あんまり気持ちのいい内容ではなかったと思いますが

共感された方も
されなかった方も

今回もいいね！♥待ってます( ｰ̀֊ｰ́ )