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「なんとなーく」の出逢い

今さらですが、
「君たちはどう生きるか」は封切り初日の朝イチの回に観に行きました。

前情報のない体験をするのはとても久しぶりで、この経験をしっかり味わうためには、初日に行く以外の選択肢は無かったわけです。

映画の中身をどうこう言う以前に、
この経験をくれた鈴木敏夫さんに感謝✨

混沌とした映画の中から私に響いたメッセージは、
まさに!
これから私がどう生きるかの指針になりそうで、

駿!ありがとう!
(なんか巨匠を呼び捨てたい気分!)

と思ったのでした。

さて、この夏はとても良き出逢いが駿映画の他にふたつありました。

なんとなーく気になる美術館があったので、なんとなーく足を運んだら、その展示がすんごく良くて、
さらに、
その美術館に貼られた別の展示のポスターになんとなーく惹かれたのですぐさま足を運んだら、これまたすんごく性癖に刺さりまくる。
という、
どちらも「前情報ほぼ無しで鑑賞する体験」でした。

それがまた!
いいのです!
前情報の無さがこんなにも喜びを大きくしてくれるなんて!

どちらも結果的に自分にどストライクな絵画だったのもありますが、
鑑賞前の期待の無さが故に、鑑賞が進めば進むほどに喜びを増幅させる。
という、大袈裟に言えば、
感動の嵐&興奮の坩堝。

世界よ!巡り合わせてくれてありがとう!

いやはや、
なんとなーく惹かれる。
は大事ですね。

なんとなーく惹かれる。はマジ大事。
(大事なので2回書きました)

前情報の無さが本当に嬉しかったので、私の感想をとやかくここに書くのは野暮というもの。備忘録のリンクだけ、ちょこっと貼りました。

もしも偶然この記事を目にされたあなたが、リンク先の展示について、なんとなーく気になってしまったならば!
場所だけ調べてすぐに現地に赴いてほしいと思います。

開催終了が割と間近なので、「なんとなーく」を感じたならば、少し慌ててみたりしても良いかもしれません。

どう感じるかはあなた次第ですが(無責任!)そんな選択の機会の連鎖にちょっとだけでも立ち会えたとしたら嬉しい限りです。


ピーター・シスの闇と夢


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