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頭ではわかっているんだけど、できない
「頭ではわかっているんだけど、出来ないんです」
といわれると、なにか困った問題発生している感じだけれど、むしろ、ほとんどのことがそうなのかもしれない。
猫とかを見ていると、頭と行動が直結している感じがする。
「わかっているけど出来ない」というのは人間の、人間らしい一面なんだろう。
何かと何かの「あいだ」。
あなたとわたしの。
理想と現実の。
考えていることと行動の。
目標と現状の。
喜びも苦しみも、「あいだ」に宿りがちなようだ。
「あいだ」って何だろうかと考えると、物理的な「ものとものとの境目」というよりも、(ほんとはつながっているんだけど)「見えていない部分」なのかもしれないなと思う。
たぶん、それとそれとの「あいだ」は断絶ではなく、つながっているんだろう。だからこそ、「あいだ」が意識されてくる。
全くの断絶だったら、そもそも「あいだ」も出てこないんじゃないだろうか。
そうやって今考えながらこの文章を書いている私。
「やらなければならない事務仕事を前にPCを開いたこと」と、「作業開始」の「あいだ」にこれを書いている。
私たちは、いつも「あいだ」を生きている。
「あいだ」いいですよ。わるくない。そこから何かが生まれる場所でもあるのだから。