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「行ったり来たり」のほうがいい。
最近調子よく家でのオンラインのヨガを続けていたのだけれど、しばらくやらなくなってしまっていた。
続けられている時は、「この調子で行ったらすごいぞ」といい気分でいたのだけれど、一日上手くネットがつながらなかっただけで、なんとなくやる気がそがれた気がして、続かなくなってしまった。
調子よくいっていたと思っていたことが、その通りにならないと、結構がっかりする。「こうなるかも」と期待していた理想のイメージは遠のき、「ダメな自分」がクローズアップされてくる。「ああ、やっぱり私って続けることができないなあ」なんて思い始めると、気分が暗くなる。
ただまあ、落ち着いて俯瞰してみると、そうやって、出来るようになったりできなくなったりを繰り返していくのはいつものことだ。
またいつか再開し、またいつかできなくなるんだろう、そしてまた始め…。の繰り返しだ。
良い時にも悪い時にも終わりがある。そしてそれを繰り返しながら、人は成長していく。呼吸と同じように、行ったり来たり。吸ってばかりも吐いてばかりも無理なんだ。
ヨガに対して、いや、自分に対して、がっかりしていた気持ちは、そんなことを考えながら深呼吸しているうちに、少しずつ和らいでいった。「まあまた、タイミングが来たらなんかやるだろう」という気になってくる。
ネガティブな気持ちも、強まった後には次第に弱まっていく。決して一本調子ではない。そう考えるときが楽だ。
そして「行ったり来たり、でもいいや」というよりもっと積極的に「行ったり来たり、のほうがいいんだ」という考えがむくむくとわいてくる。
始まりがあれば終わりがある。その繰り返しが、「生きていく」ということなのかもしれない。
「始めたり、やめたりしながら、今日も一日生きていきますか」と思いながら書いた朝8時のnoteです。