Strayをクリアしました(ネタバレなし)
発表当初から楽しみにしていた猫+サイバーパンクなアドベンチャーゲームStrayをクリアしました。わりとゆっくりとプレイして7時間程度でクリアできました。
見ただけではストーリー等は分からない程度のスクリーンショットをまじえながらご紹介。
Strayは猫が主人公のアドベンチャーゲームです。猫モチーフのキャラクターなどではなく、本当にただの猫が主人公です。
あることがきっかけでひとりぼっちになってしまった主人公猫(名前はありません)が、見知らぬ土地を探検して元いた場所を目指します。
猫の動きがとても本物っぽく、猫を飼ったことのある人なら「あるある」と思えるような動きがいろいろできます。
本来の目的を忘れて猫の動きを眺めるのも癒やされます。
登場キャラクターは猫だけではなく、迷い込んだ先にはアンドロイド達が暮らしている町があります。
また、道中でB-12と名乗る小型AIドローンと出会い、1匹と1台で協力して探検することになります。主人公猫にはアンドロイド達が何を言っているのか分かりませんが、B-12が彼らの言葉を翻訳してくれます。暗い場所で明かりを灯してくれたり、次に何をすればよいかヒントを教えてくれたりします。
一方でB-12は記憶の一部が失われており、各地を探索することでその記憶を埋めていくという収集要素もあります。
基本的に最初から最後まで、B-12のアドバイスを聞きながら自由気ままに探索、アンドロイド達と交流をしながら脱出を目指す流れとなりますが、その道中で敵対的なキャラクターも登場します。特定の状況を除いて対抗手段が存在しないので、そういった場面では全力で逃げることになります。それほど難易度は高くないと思いますがアクションゲームに慣れていない方は少し苦労するかもしれません。
探検を進めていくと徐々に周囲の雰囲気も変わっていきます。その変化も面白さの一つだと思います。
きれいなスクリーンショットばかり載せていますが、一部不気味なエリアも存在します。感じ方は人それぞれですが本当に苦手な方は苦労するかもしれません。また、敵対的なキャラクターがいる以上ゲームオーバーもありますが、直接的な表現で猫が危害を加えられるようなことは無いのでその辺りはご心配なく。演出で怪我をするシーンもありますが少し休んで体をなめたら元気になります。
自由気ままな猫の探検、アンドロイド達の生活を眺めて邪魔をしたりしなかったり、自分の思うがままに猫を演じると良いと思います。
B-12の失われた記憶は何なのか、アンドロイド達が暮らすこの町は何なのか、主人公猫は元いた場所に帰ることができるのか、猫らしくマイペースに楽しめるゲームでした。トロコンに関しては未達成で、スピードランなどもあるので少々大変そうですが、収集要素は全て埋めてみたいです。
猫好きでアドベンチャーゲームが好きな方にはとてもおすすめできます。