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Steins;Gateをクリアしました(ネタバレなし)

存在は知っていて評判が良いのも知っていたのですが未プレイだった本作、先日友人に推されたのとSteamでちょうどセールになっていたのが合わさりついにプレイしました。
のべ2週間かけて全実績を解除。初回は何も外部情報を入れずにプレイし、その後はネタバレを控えつつ全実績解除のために攻略情報を参照して進めました。総プレイ時間は50時間ちょっとでした。評判通りというか、面白かったです。記憶を消してもう一度プレイしたい系ゲームでした。このまま続けてSteins;Gate 0もプレイする予定です。

Steins;Gate(シュタインズゲート)は想定科学アドベンチャーゲームと銘打たれた、いわゆるノベルゲーに分類されるゲームです。
この手のゲームの定番ですが、プレイヤーの選択によってストーリーが変化し、複数のエンディングが存在します。しかし、よくあるキャラクター同士の会話などで選択肢が出てくるようなタイプではなく、主人公が持つ携帯電話の操作にプレイヤーが介入する形となっています。メールを受信した時にどんな返信をするのか、あるいは返信をせず無視するのか。電話がかかってきたらそれを受けるのか、無視するのか。この無視するという行動も選択の一つに含まれているのが面白い点で、誰かに電話をかけられるタイミングなのにそれに気付かずにスルーしてしまうと、電話をかけないという選択をしたことになるんですよね。そしてそのままストーリーが進んでいきます。

舞台は2010年の秋葉原。主人公は「未来ガジェット研究所」というサークルを主宰する中二病の大学生です。夏休みのある日、サークルで偶然タイムマシンを発明してしまった所から、物語が展開していきます。

秋葉原が舞台であるのに加えて、いわゆるオタク文化てんこ盛りです。当然のように2ch用語も使われまくり。というか日常会話で2ch用語を使うキャラクターまでいます。今から考えるともはや死語というレベルなので、当時の2chに触れたことのない人には意味が分からない言葉もあるかもしれません。(TIPSという形で用語説明があるのでご心配なく)

それと、タイムマシンやタイムトラベル関連の理論の話だったり、CERNをもじったSERNなど、科学関連の話題も多く登場します。もちろんこれはゲームなので理解する必要はないのですが、割ときっちり説明していたりするので面白いです。科学的な要素と「そうはならんやろ」という要素がいい感じにミックスされています。

タイムマシン、タイムトラベル、タイムパラドックスやパラレルワールドといったSF要素が好きな方にはぜひプレイして欲しいです。あとオタク文化が好きな方もぜひ。
それと、トゥルーエンディングを見る前にそれ以外の全てのエンディングを見てから最後にトゥルーエンディングを見るのが、このゲームを一番楽しむ方法なんじゃないかなと思います。

全実績解除

なにも「なかったこと」にしてはいけない。

エル・プサイ・コングルゥ

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