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Dyson Sphere Programをプレイしました

もともとこの手のゲームは好きなのですが、久々にどっぷりハマってしまいました。

Dyson Sphere Programは、Steamで早期アクセス中の工場自動化系のゲームです。FactorioやSatisfactoryと同系統ですね。
タイトルにもあるように、このゲームにおける最終目標はDyson Sphere(ダイソン球)を建設することです。Dyson Sphereというのは、恒星のエネルギーを全て取り出すことを目的とした構造物です。

工場自動化+宇宙要素ということで個人的にかなり刺さりました。
なお、日本語非対応で英語か中国語のゲームですが、この手のゲームの経験者であれば英語のままでもそれほど支障なくプレイできると思います。また、非公式の日本語化MODなども存在するようです。

プレイヤーはIcarusという名前の人型ロボットを3人称視点で操作します。
現段階では、このIcarus以外の生物や敵などは一切存在しません。(敵については将来実装予定とのこと)

他の工場自動化系のゲームと同様に、最初は手作業で資源を集めて様々な設備を作り、それをベルトコンベアなどで接続して徐々に自動化して工場を拡大していきます。研究を進めることでさらに高度な工場が構築できるようになっていきます。また、研究によってIcarus自身もアップグレードでき、移動速度や建築スピード、飛行機能などが向上していきます。

他の工場自動化系のゲームとは異なる特徴としては、最終目標がそうであるようにSF要素がかなり含まれている点があります。
Icarusはアップグレードが進むと宇宙空間を飛行できるようになり、最初に降り立った天体から別の天体へと移動して、そちらに別の工場を作ったり、資源を集めて別の天体への輸送ルートを構築することができたりします。
また、星系内の天体間の移動にとどまらず、別の星系へワープ航行することもできます。中性子星やブラックホールなども存在するようなので、そういった星系を見るだけでも楽しめそうです。
発電施設ひとつとっても、最初は風力発電や火力発電、ソーラーパネルなど現実に存在するものから始まりますが、核融合炉や人工太陽まで作ることができます。もちろん構築したDyson Sphereからもエネルギーを得られます。

現状の仕様では、鉄鉱石や石炭など採掘するタイプの資源は有限で、水や石油、天体から直接取れる水素などの資源は無限に獲得できます。有限な資源がある以上、他の天体や別の星系へ資源を確保しにいく必要はかならず出てきます。

かなりデフォルメされていますが、全ての天体はリアルタイムに公転、自転しています。それによって時刻や季節の変化も存在します。白夜のエリアにソーラーパネルを設置すると安定して電力が得られそうですね。また、天体によって吹いている風の強さも異なっており、無風の天体もあります。

最終目標であるDyson Sphereの建設ですが、まずはDyson Swarmという小さなソーラーパネルのようなものを作成し、それをレールガンのような射出装置で地上から恒星に向かって打ち上げます。これ自体は時間経過で消滅してしまうので、どんどん作ってどんどん打ち上げ続ける必要があります。
この時点で、Dyson Swarmから直接エネルギーを取り出すことが可能になります。ちなみにDyson Swarmの周回軌道は自分で指定することができます。
次に、Dyson Sphereの骨組みとなる部分をロケットで打ち上げます。あらかじめ骨組みの設計をしておき、ロケットで部品を打ち上げたらあとは自動的に設計通りの骨組みが組み上がっていきます。
最後に、Dyson Sphereの「面」となる部分を設計します。骨組みで囲まれた領域を指定でき、周囲の骨組みが完成すると指定した部分にDyson Swarmが集められて自動的に構築されていきます。

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Dyson Sphereが構築されていく様子はリアルタイムに見ることができるので、自分好みのDyson Sphereをデザインして構築されていく様子を眺めるのも良いでしょう。

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現時点でのテクノロジーツリーのメインクエスト最終段階まで到達するのに、130時間ほどかかりました。途中で電力不足や資源枯渇に悩まされましたが、ここまでくればDyson Sphereが完成するのに必要なのは時間だけでしょう。

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構築中のDyson Sphereを地上から見上げたところ。まだ帯にもなっていませんが、ここに巨大な球が出来上がると思うとわくわくしますね。

早期アクセス中のゲームではありますが、目立ったバグもなく現時点でも十分楽しめる内容が詰まっていると思います。
工場自動化系のゲームが好きな人はぜひプレイしてみてください。

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