Terra Nilをクリアしました(ネタバレなし)
発売前のデモ版の頃から楽しみにしていたこのゲーム、リリースされてから全実績解除までどっぷりでした。クリア自体はのんびり進めて10時間弱、全実績解除までは試行錯誤も含めてクリアから更に4時間ほどかかりました。
Terra Nilはステージクリア型の自然を取り戻すストラテジーゲームです。
都市開発系ゲームの一種にはなると思いますが、やることは真逆で、荒廃した土地に自然を取り戻して動物たちの棲家を作り出すことが目的となっています。
各ステージの地形はランダム生成で、開始時にはエリア全域が荒廃し汚染された土地となっています。
そこにリソースを消費して様々な装置を配置することで、まずは汚染を除去して草原を作り出し、多種多様な自然(バイオーム)へと発展させていきます。気温や湿度などを整える要素もあり、それによって雨や雪が降るようにもなります。
装置を設置する際に消費するリソースは自然を取り戻すと回復します。考えなしに装置を設置するのではなく、上手に自然を取り戻すところにリソース管理のゲーム性があります。
自然環境が復活したら、最後にそこに住む動物たちを見つけ出し、設置した装置を回収して立ち去ります。立つ鳥跡を濁さずというものです。
ステージクリア後には鑑賞モードとして自身が復活させた自然で暮らしている動物たちの様子を見ることも出来ます。
ステージは4つの地域と、地域ごとにそれぞれ微妙に地形の特徴が異なる2ステージの合計8ステージで構成されています。地域によって自然環境に違いがあり、設置する装置にもいくつかバリエーションがあります。もちろんそこに住む動物たちも様々です。
地形がランダム生成とはいえステージ数が8ステージと限られているため、「もっと色んな地域を復活させたい!」欲が残りました。今後ステージ追加などがあると嬉しいですね。
都市開発系ゲームが好きだけどちょっとテイストの違うゲームをやってみたい方や、自然に癒やされたい方におすすめできるゲームです。