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💊薬物療法、化学療法、ホルモン療法、抗がん剤治療、放射線治療ごちゃごちゃしててわからん

という訳で私なりに調べてみた。もしかしたら違ってるところもあるかもしれないけど。

基本的に癌の治療法には「手術療法」「薬物療法」「放射線療法」の3種類があり、これを三大療法と呼んでいる。

私は「手術療法」を行い「薬物療法」へと続く。「放射線療法」は目に見える癌に有効なので、私のような目に見えない癌には使用しない。


3つのうちの1つ「薬物療法」には、「化学療法」「ホルモン療法」「分子標的療法」などの種類がある。これら全て「抗がん剤治療」に含まれる。

私は点滴で行う「化学療法」だけが「抗がん剤治療」で、注射や飲み薬は「ホルモン療法」だと思っていた。

化学療法:抗がん剤を用いてがん細胞を殺傷する治療ですが、がん細胞だけでなく、正常な細胞にも影響が及びやすく、副作用が大きい傾向があります。
これは薬剤を点滴で全身に行き渡らせるもの。

ホルモン療法:がんの成長を促すホルモンの分泌を抑えたり、ホルモンががん細胞に作用するのを抑えたりすることで、がんの増殖を阻害する治療法です。
これは注射や飲み薬で特定のホルモンに効くホルモン剤。いろんな種類がある。

分子標的薬:がん細胞に多く見られたり、がんの増殖に関係したりする分子(タンパク質など)に標的を定めて開発された薬剤です。
これは飲み薬でターゲットにのみ働くもので健康な細胞には被害がない。

私は「ホルモン療法」と「分子標的薬」のみ行う。「化学療法」を行わないのは既に手術で取ってしまったし、目に見える癌が無いので「そこまでしなくても」という感じだと思う。

17年前の乳がんの時は「化学療法」と「ホルモン療法」を行った。「分子標的薬」は当時まだ無かったと思う。全身療法だったので健康な細胞にまでダメージを与え、副作用もしんどかった。通院も頻繁だった。だから本当にありがたい。

「分子標的薬」にはイブランスとベージニオがある。
イブランスはがん細胞の増殖を抑え続けて現状維持を目指すもの。白血球の減少が見られる。
ベージニオはがん細胞を殺して壊滅を目指すもの。副作用は下痢がひどいこと。


「ホルモン療法」には注射と飲み薬がある。
組み合わせを決めるのは、
ホルモン療法が効くタイプかどうか。
閉経前か後か。
最初の癌か再発した癌か。
目に見える癌か見えない癌か。
進行具合はどうか。
など、いろいろあるらしい。

私は検討した結果、リュープリンの注射と飲み薬のレトロゾールになった。お尻に注射するフェソロデックスでなくなってよかった。ちなみにリュープリンはお腹に注射する。
これも17年前は4週に1回とかだったのに、今は24週に1回になった。医療の進化バンザイ!

昨日はお腹にサクッとリュープリンを打って、採血をしてきた。
リュープリンは生理を止め、更年期の症状が主な副作用となる。何となく調子が悪いといった感じらしいので、症状を自分から探さないようにしている。
採血は合計5回刺されてようやく完了。寒くなってくると血管が細く、流れも悪くなるから、次回からはカイロで温めておこう。
っていうか、そろそろ血管が見えるゴーグルとか発明されないかな。





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