呼吸機能検査はピラティスとヨガの呼吸法で
呼吸機能検査をしてきた。
まず大切なのは検査技師さんの話をちゃんと聞くことだ。呼吸機能検査はタイミング良くできればだいたい上手くできる。
そして体の動きのシュミレーションをしておくと良い。吸う時は胸を張るように、吐く時はお腹を引っ込めるように。とはいえ体をくの字に曲げてはいけない。背筋を伸ばしたままそれを行う。
タイミングが掴めたらマウスピースを口にくわえる。早々にくわえてしまうと、くわえたまま説明を聞く事になり質問もできない。(経験済み)
くわえると鼻にクリップをつけられるので、口呼吸に切り替えておく。突然鼻呼吸ができなくなると少しテンパる。(経験済み)
呼吸機能検査の検査技師さんはテンション高めの人が多いかもしれない。
「はい!吸って吸って吸って〜!!吐いて吐いて吐いて〜!もっと!まだまだ!は〜い!!」
ジャンポケの斎藤さんばりに大きな声だった。
検査は何種類かあって、もうひとつは5分ほど普通の呼吸をするというものだ。目の前にメトロノームのようなメーターがあり、「赤、黄、緑」で「吸う、停止、吐く」という意味だと思う。それを目で追いながら呼吸をする。でもしばらくすると普通の呼吸がわからなくなってくるので、あまりメーターは見ない方がいいかもしれない。張り紙なんかを見ていたらまた普通の呼吸ができるようになった。
あともうひとつは、MAXまでゆっくり吸いMAXまでゆっくり吐き切るというもの。途中で止まると機械も止まるらしいのでとにかく続けろと言われた。最初にたくさん吸ったり吐いたりしてしまいがちなのでバランス良く細く長く、と。
私は目安が欲しかったので「だいたい何秒くらいで吸って何秒くらいで吐けばいいですか?」と聞いたら計算してくれて、「ヒカルさんの場合はだいたい7秒ですね」と言われたので何となく想像がついた。それでも最後の方はやっぱり絞り出す感じになったので、なかなか難しいと思う。
ピラティスとヨガを少しでもかじっておいて良かった。吸う時はピラティスの胸式呼吸、吐く時はヨガの腹式呼吸。
いつも高齢の方を相手にしているからなかなか上手くいかないらしく、1度で全て成功した私をすごく褒めて下さった。
検査室を出る時テンションが上がっていて、夫に検査の内容を喋りまくってしまった。深い呼吸は体にも心にも良いもののようだ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?