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読書と歩数計

ドラマ「探偵が早すぎる」で水野美紀さん演じる橋田が、
「ふと読書をやめてスマホの歩数計を見たら17歩とあり、このままでは老後に歩けなくなってしまう!と思ったのです。」
と言うシーンがあった。
まさに私自身のことで、ひとりで爆笑してしまった。

最近はよく肩が凝る。原因はやはり本の重みだ。単行本では肩が凝るのでなるべく文庫本を借りている。それでも両腕を曲げたままキープし続ける時間は、本に夢中になっていると1、2時間にも及ぶ。いろんな体制を試みたけれど、やはり普通に持ち上げるのが一番読みやすい。
そういえば読書のし過ぎでストレートネックにはならないのか?

読書を中断して立ち上がると全身バキバキになっている事がある。
今までの肩こりとは違って、読書専用の肩こりがある。もちろん首筋から始まる。そこを痛みに沿って辿っていくと、何と、脇の下を通って手の甲にたどり着く。


以前、「恋と禁忌の述語論理」を読んで数学の組織図?のようなものに興味を持ち、検索しまくってようやくYouTubeでその答えに出会い、
「数学の世界はこんなふうに広がっているのか!」
と満足した。
それと同じ感じで、筋肉の仕組みについて興味を持ち、検索しまくっている。
筋肉は最近よく見かける。テレビで。でもそういうのではなくて筋肉のスジの流れ方、繋がり方に興味がある。
先日読んだ宮部みゆきさんの「荒神」に活法という技があった。首の痛みをお尻を叩いたりして治していた。痛みの反対側をほぐしてやることでスジが緩むと書かれていた。
活法は、柔道の「殺法と活法」のひとつ。気絶してる人を「はっ!」ってやるやつ。(語彙力、、)
「殺法」の技は競技柔道に継承され、「活法」は負傷者に施す治療法として伝承され、「柔道整復術」となっているらしい。捻挫や打撲、骨折、脱臼を治す接骨院など。(コピペ)
「柔道整復術」は国家資格らしい。骨がズレて起こる肩こりとかは接骨院の方がいいのかな。疲労からくる肩こりは整体の方かな。

筋肉を検索すると名称ばかりが出てくる。繋がっているスジを色違いとかで描いてくれたらいいのに。筋肉の図を見ていると表面しか見えなくて、しかも入り組んでいて難しい。
そういえば数学のことを調べているときも、高校数学とか、数学I、数学IIとかカリキュラム的なものばかりで、数学の全体像が全くわからなかった。YouTubeの「数学の世界地図」という動画にたどり着いて、ようやく理解する事が出来た。
変なことを知りたいと思っても、何処かで誰かが解説してくれている。ありがたい。

とは言っても、そこから先の数学の世界や活法の世界に入る気は無い。そんな感じで興味の赴くまま、失うままに過ごしている。

ああ、こうしてまた歩数計が2桁の生活が続く。


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