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【#1 小学生のころの日記】グリーンピースごはん

1992年5月18日(月)くもり

お風呂からあがると、お母さんが黄緑色の何かをパリパリとむいていた。

テーブルにポロリと落ちるとコンコンいうほど、その実はとっても堅かった。

この実はグリーンピースなんだって。

おもしろそうだから、私もむいてみた。

パリパリっとむけて、コロコロっとした実をボールに入れる。

ひとつむいたら、ふたつめもむきたくなった。ふたつめをむいたら、みっつめも・・・、よっつめも・・・と、とうとう全部むいてしまった。

このグリーンピースを明日、グリーンピースごはんにして食べるんだって。

そして、余ったグリーンピースは植山さんにおすそ分けした。

お母さんは今日からお米をといでおこうと張り切っていた。早く明日にならないかな。

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【昔の日記の公開について】

私は、小学校時代から40代にいたる現在まで、ずっと日記をつけています。

最近、初めて小学生時代の日記を読み返してみました。

そこには、大人になった今の私には思いつかないような言葉づかいや発想があって、「子どもっておもしろいなーー」と感じました。

これから、昔の日記をちょこちょこと公開してみようかな、と思っています。

読んでくださる方が、どこか懐かしい気持ちになってくださればうれしいです。

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