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【#5 小学生のころの日記】お母さんとかくれんぼ


1992年5月26日(火) はれ

私がお風呂から上がってみると、お母さんが見あたらない。

洋間も、お母さんの部屋も電気が消えている。

変だな、と思ったけど「トコおばちゃんのところにでも行ったんだろう」と思ってあまり気にしなかった。

明日のくつ下を選んでいると、カーテンから「フフフッ」と笑いごえがした。

一しゅんギクっとしたが、すぐにお母さんとわかって「みーーつけた」と、さけんでしまった。

お母さんは最近、変わった。食事のメニューも変わった。

えいようバランス、えいようバランス、とこだわり始めた。

すんごくおいしいんだ。

何かうれしいことでもあったのかな。ずっとこのままだといいな。

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【昔の日記の公開について】

私は、小学校時代から40代にいたる現在まで、ずっと日記をつけています。

最近、小学生時代の日記を読み返してみました。

そこには、大人になった私には思いつかないような子どもならではの言葉づかいや発想があって、「子どもっておもしろいなーー」と思いました。

読んでくださる方が、どこか懐かしい気持ちになってくださればうれしいです。

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