「バリアフリービーチ in 三原」僕が中止にした理由と再開催を決意した2つの理由。
こんにちは。
“バリアフリービーチ in 三原” では
一応、代表という立場で活動させてもらっています。
橋本です。
バリアフリービーチ in 三原 は7月21日に行う予定でした。
しかし、悪天候の予報により前日の段階で中止の判断をさせて頂きました。様々な想いの中、決断を下すことになりました。
僕がバリアフリービーチを中止にした理由
中国地方始め、西日本では、梅雨や台風の影響で天候が不安定な毎日となっていました。
これほどまでに、「三原市 天気」という検索ワードでグーグル先生に問いかけたことは、なかったはずです。
そんな中、7月18日,7月19日も天気予報が更新される度に予報が異なっていました。曇りか雨か!本当に読めませんでした。
そして、イベント前日である7月20日を迎えた。
やはり、曇りか雨か読めない。
30分に1回はグーグル先生にお世話になり、天気について問いかけた。
問いかける度に返ってくるのは、雨の確率が高くなっていっているという答えでした。
11時頃、遠方から来られる予定だった参加者さんから天候不良で身体が心配ということで、キャンセルの電話がありました。
この時点で僕は前日中止という判断を本格的に視野に入れ始めた。
中止という判断をするのは本当に怖い。
今までのコストが無駄になるんじゃないのか。
色んな人に協力してもらっているのに申し訳ない。
打ち上げのキャンセル料金。
などなど、色んなことが頭をよぎりました。
でも、出てくる不安は全部、自分目線のものばかり。
正直、自分のことをクソだなと思いました。
冷静に何が一番、大切なのか。
それは、参加される方々の安全です。
いくら、コストがかかろうと、何にも変えることができない圧倒的理由です。
16時の段階で、中止の決定をしようと考えていましたが、14時で決断をしました。
当日来られる予定だった方々、本当にすみませんでした。
再開催しようと決意した2つの理由
当初は、イベントの予備日は設定しておらず、もし開催不可能であれば、来年へ持ち越しという予定でした。
1つ目の理由は参加される予定だった方々の声です。
参加予定だった方々に中止の連絡をすると、
「本当に残念です。次回の開催も楽しみにしています。」
という声を何人からも頂きました。
こんなにも楽しみにしてくれていたんだと思いました。
きっと、ビーチが開催されるまでの期間、
家族との間で、
どうやって現地まで行くのか。
天気は大丈夫なのか。
本当に入れるのか。
入ると喜ぶかな。
などとたくさんの話や想いが出ていたのではないかと想像します。
この想いを無駄にしたくない。そう感じました。
イベントは中止にでしたが、協力者の1人が鎌倉からバリアフリー機器を持ってきてくださっていました。
天気が戻った午後から、実際に海浜公園にバリアフリーマットを敷いたり、海用車椅子で、その場にいた地元の方々と遊んでみました。
みんな楽しそうに遊びながら学んでいる姿を見ると、改めてこれはやるしかない!という気持ちにさせられました。
きっとみんなが笑顔になれる!と確信しました。
2つ目の理由は、三原市の景色を少し変えてみたい。という僕の想いです。
これは、本当に僕のエゴになります。
福祉への想い、障害への想いはたくさんの医療従事者や当事者の方々はお持ちだと思います。それをどう形にするのかがとても大事なことだと思います。
僕の場合、福祉とはどのようなものなのか。障害という言葉の境界線を曖昧にするためにはどうするのか。
そして、どういった姿がその理想形と言えるのか?
「こうなれば良いのにな」「もっとこうするべきだ」
といくら口で説明しても、同じ内容を100%共有をすることは不可能です。
僕がやりたいことは、小さい空間、小規模で良いので、自分が将来見えている景色を作ることです。
口でいくら言うよりも、しっかりと形に残して、視覚化して、皆さんにお伝えすることが何より大事なことだと思っています。
そのためにも、次回の開催までの1年間という時間を無駄にすることは、したくないという想いがありました。
自分が想像している、空間にしていくためには、最低でも3年間は必要になると考えています。
自分のエゴに近くなりますが、回り回って障害を持った方々やご家族さん、そして、地域の人たちのためになると信じています。
この2つの理由で、なんとか今年中に開催を実現したかったのです。
【ご協力のお願い】
再開催日は8月10日を予定しています。
実行委員会のメンバー始め、ボランティアの皆様には本当に急な準備を強いているため、負担が大きくなると感じています。
昨日(7月22日)よりボランティアスタッフの募集を開始しています。
やはり、短い募集期間ということもあり、思うように集まらないのではと危惧しています。
もし、お時間許す方がいっらしゃいましたら、参加いただきたいなと思っています。
下記リンクから応募をよろしくお願いします。
https://docs.google.com/forms/d/1Lu8jk4qKa6ni8-sqgwLB3pUuzOC-8vYyA6JMuz90Aq4/edit
海用車椅子、たった一台で今ある景色を少し良い方向へ変えることができます。
ぜひ、一緒にその瞬間に立ち会ってください。
よろしくお願いします。
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