見出し画像

【いま、あなたに届けたい1冊。】No.5「おとな小学生」

【いま、あなたに届けたい1冊。】

10代へ、こんな時期だからこそ届けたい本を、メッセージと共にオンラインで募集しました。

こんばんは!スタッフの海津です!
1投稿1冊ずつ、10代に向けて寄せられた本をご紹介しています。本日はこちら!

推薦本の紹介 No.5「おとな小学生」

おとな小学生-01

~推薦者からのメッセージ~
この本は様々な絵本の紹介とともに、それにまつわる漫画も載っていて読みやすい本です。
自分が読んだことのある本から無い本までたくさんあるので、「懐かしいね!」と友達と読んだり1人で「この絵本読んでみたいな。」など感じながら読んでみても面白いと思います。
また、漫画は、日常生活の中で思うあれこれを大人になった作者のミリさんが子どもの頃を思い出しだしながら描いていることも多くてとても考えさせられる事もあります^^心がほっこりします💕
おこげ(介護職員23歳)

こちらの本は読んだことはないのですが、絵本好きの海津としてとても気になる1冊!
しかも表紙がぐりとぐらのパロディで、とってもかわいい!!

出版元の紹介文では

今も覚えてる。こどもの頃の、小さな気持ち。おとなになっても、だいじな気持ち。思い出の絵本とともに、おとなのなかの「こども」を描く人気作家のコミック&エッセイ。

と、ありましたが、冒頭の

今も覚えてる。こどもの頃の、小さな気持ち。おとなになっても、だいじな気持ち。

にグッときました。

いま私は社会人として働いてしばらく経ちますが、ふとなんでもないときに、幼いときに読んだ絵本を思い出します。
絵本というか、絵本を呼んでいたあのときの情景を思い出すのです。
パン屋さんの絵本を読んで、想像でパンの味を感じたり、
真っ青な海の絵を見て、冷たさと気持ちよさを感じたり。

大人の今でも絵本が好きなのですが、
絵本がいちばん、言葉が少なくて、現実に存在しない(リアルなものをそのまま描き起こしていない)絵だからこそ、
読み手の自分に感じたり考えたりする余白が大きいからなんだろうなと思います。
自分次第で白いキャンバスが無限に広がっていく。
それが絵本の魅力だと思います。

なかなか10代になると、見えてくる大人への道のりが見えてきて、
他の人にどう見られるかなと心配して、現実ではありえないものを想像しにくくなったりしてしまうかもしれません。

でも、読書の間は、本とあなただけ。何を感じたか、想像したかは誰にもばれない。

夢を叶える大人のなり方の本もいいですが、子どものときに置いてきた、キラキラした感性を取りに行く本もいいですね。

その旅のコンパスとして、益田ミリさん著の「おとな小学生」をぜひ10代の方は(もちろん大人の方も!)手にとって見てください!

・・・・・

明日も、本のタイトルとみなさまの想いをセットで届けさせていただきます〜🙃

※推薦本の販売にご協力いただける書店さんはまだまだ募集中です!メールまたはDMでお気軽にご連絡ください◎

<お問い合わせ先>
◆gmail:hakkutsu.kamisyakujii@gmail.com
◆Twitter:@hakkutsu_tokyo
https://twitter.com/hakkutsu_tokyo


この記事が参加している募集